[判明]激釣れバス釣りテクの意外な事実が明らかに。「2倍」釣れるナゾを解明!

滑るようにアクションし、ブラックバスのバイトを誘うテクニック「i字系」。多くのアングラーが活用する釣れるリグを、巨大水槽で実際にアクションさせて観察! すると意外な事実が明らかに…!

>>i字系の水中アクション<<

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

ルアーメーカー「DUO」の巨大水槽で水中実験!

静岡県焼津市にあるルアーメーカー「DUO」には、ルアー開発のために作られた巨大な水槽がある。その規模は実に長さ25m、最深部4.5m! リグに関する様々な疑問を解決するために、丸1日この水槽をお借りして、実験&観察!

DUOの本社に設置されたテスト用の巨大水槽をお借りして実験を行った。

今回取り上げるのはいわゆる「i字系」。滑るようなあの独特な動きのどこにバスを寄せる力があるのか? その一端を理解できた気がした。

i字引きが釣れる理由を考察! 起用ルアーはi字系の定番「デスアダー」

元祖的なワームのi字引きは、「黄色いチビアダーのオフセット横刺し」が定説。だけど、今回は写真のようにマス針を横刺ししてテストしてみた。

デスアダー(デプス)

水面すれすれをトレースすると、V字の波が発生!

水面すれすれを引くと、水面にV字の波が発生。下から見ると、水を切るラインが起点となっているように見えた。

水面すれすれを引くと、このようなV字波が立つ。これはこれで、シャローをうろつくオイカワのように見えるのだが、実はV字波の一筋一筋もワームのシルエットに似ている。

水面に引き波を立てる様子が水中からでもはっきりと確認できる。

少し沈めると、何ともう1つのワームの姿が…!

次は水面下5cmほどのところを引くと、V字波は消失。多少ふらつくことはあるものの、ほぼノーアクションでスーッと泳ぐ。そして、視界にはもう1本チビアダーが! そう、水面にデスアダーの姿が映るので、まるで2尾の小魚が並走しているように見える。その分身の方に食ってくることもあるのでは?

まるで2匹で泳いでいるようにも見える。

水面直下を引くと、水面にもう1本のワームが出現!これが2尾の小魚に見える可能性もあるだろう。ただ、この分身のほうにアタックされた場合、フッキングは望めないかも。

魚から見た水面に反射するルアー。「i字系」の持つ魚を寄せつつ食わせるパワーは、もしかしたらここに秘密があるのかもしれない。


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