
シチュエーションに特化したロッドを求めるのは、釣り歴が長くなるほど普通なことになってくるだろう。あのとき、こんなロッドがあれば…。あの魚を釣るにはどういったロッドが欲しい…。御存知の通り、エンジンの「スペルバウンドコアハイクラス」はまさしくそんな現場のリアルを反映させたロッドシリーズだ。今回はルアマガスタッフ陣がお借りして実際に使用。その尖りっぷりを体験してきたぞ。
<スペルバウンドコアハイクラスSCHS-67UL/L-STのスペックと価格をみる>
●文:ルアマガプラス編集部
スペルバウンド
エンジンのバスロッドシリーズ。いくつかのシリーズが存在したが、現在のメインストリームは「スペルバウンドコア」へ。
スペルバウンドコア
エンジンが手掛ける本気のバスロッドシリーズ。羽生和人さんを筆頭に、各地で強烈な存在感を放つプロスタッフ陣が全精力を注入。「SPELLBOUND」=「惹きつけるもの」の名を冠したましくコアなスペックが揃うロッドシリーズだ。
インプレした編集部員
テッペイ
インプレッション記事に定評のある大御所釣りライター。豊富な知識と経験から紡ぎ出される言葉は多方面がドキドキしている。
SCHS-67UL/L-ST ロングサーフェス
●全長: 6 フィート 7 インチ●重さ: 68 グラム●対応ルアー: 1 / 32 ~ 1 / 8 オンス●適合ライン:モノフィラ 2 . 5 ~5 ポンド/PE 0 . 3 ~ 0 . 8 号●継数: 1 ●アクション:UL/L●モデル:ソリッドティップ


キャスタビリティも魚のやり取りも高次元で両立したサーフェスロッド
ライク3インチノーシンカーを想像以上に気持ちよく飛ばすことができたよ。
フッキングパワーもあってその後のやりとりがスムーズに出来る。
ようは魚に暴れる余裕を持たせつつ、ロッド全体の力で、自然に寄せられる。ティップのしなやかさとバットのパワフルな部分をスムーズにつないでいることによってキャストもファイトもバランスよくまとめあげていると言うのかな?
この日は表層に出せなかったけど、ザッガーやブーンチンなんかも使いやすかった。
ロングディスタンス用のライトリグロッドと言うだけではなく、他にも使い道が見つけられそうだったよ。
スイングを止めた後のティップのブレが非常に少ないのでライン放出がスムーズで非常に遠くまで飛んだ。そしてその遠くのアタリをしっかりと掛けられるパワーを兼ね備えているのもいいね。
こちらの内容はルアーマガジン1月号でも掲載中!