[新ボディカラー!?]SHIMANO新作リールが突如発表!スペックがヤバすぎる!

総合釣り具メーカー大手のシマノが、新作リールを発表。カルカッタコンクエスト シャローエディションは、これまでにないボディカラーを採用。先進の技術を搭載した、最新モデルを紹介しよう。

>>NEWカルコン シャローエディションの価格とスペック<<

●文:ルアマガプラス編集部 ●写真:シマノ

2024 新製品情報

質実剛健。さらに低慣性化を実現

オーソドックスな丸形スタイルで強靭な金属ボディを持つ、まさに質実剛健という名がふさわしい、カルカッタコンクエストシリーズ。新たに登場したシャローエディションは、ナイロン8lb−100mのキャパシティの33mm径、浅溝スプールを採用。

カルカッタコンクエスト シャローエディション[シマノ]

低慣性化を実現するMGLスプールIIIを搭載することで、リザーバーやシャローフラットレイクなど、近距離を手返し良く攻めていくようなゲームにおいて、優れた使用フィールを実現することが期待される。

浅溝33mm径のMGLスプールIIIを搭載する、カルカッタコンクエスト シャローエディション。

また、遠心ブレーキ・SVSインフィニティとも愛称は抜群で、ウエイトの軽いルアーもスムーズにキャストできる、軽快な使用感をもたらす。

インフィニティドライブ×マイクロモジュールギアでパワフルな使用感!

駆動部には、これまで磨き上げ高い信頼性を誇るパワーユニット、インフィニティドライブを搭載。これにより、軽やかな巻き上げを実現。

また、超高強度真鍮を素材とする高精度マイクロモジュールギアとの相乗効果で、圧倒的な巻き上げ性能を発揮する。ロープロ型のメタニウムシャローエディションとともに、浅場を手返し良く攻略。近距離ゲームをさらに確実なものとする、もうひとつの選択肢となるだろう。

2人のエキスパートが、カルカッタコンクエスト シャローエディションをインプレッション!

では、実際にこの新型リールを使用した、田辺哲男さんと伊藤巧さんのコメントを紹介していこう。いずれも、新しいカルカッタコンクエスト シャローエディションの仕上がりに高い評価を与えているのがわかる。

軽量ルアーをキャストした際の立ち上がりが速い!

まず、投げたときの出だしが圧倒的に軽いんだよね。スプールが軽い分、軽量なルアーを使ったときの初速が断然速い。使ってみれば、その違いは誰でも体感できると思う。これがシャロースプールの一番の利点であり、このリールをセレクトする最大の理由と言っていいね。メインで使うのはコンクエストの100や200なんだけど、「100では軌道が上ずってしまって厳しいかな…」っていう軽いルアーでも、低弾道のキャストがスパッと決まる。

シマノ アドバイザーの田辺哲男さん(画像出典:シマノ)

そして、スプールの軽さに加えて、SVS∞(インフィニティ)を搭載しているから、キャストの伸びが非常に良いのも特長。キャストの後半にスプールの回転数が落ちてくるのに合わせて、ブレーキの利きがだんだんと緩くなってくるので、飛距離が最後まで伸びてくる。コンクエストBFSは、渓流用などのかなり小型のルアーも想定して作られているんだけど、コンクエストシャローエディションは、バスで使うルアーの範疇で設計されており、ブレーキシステムも違うので役割分担としてはかなり異なるよね。ラインキャパシティが許す限りで大きめのルアーにも対応できるのもいいね。軽いルアー専用のリールじゃない。標準~重ためのルアーでも近距離を正確にアプローチするならこれだね。

小型ルアーにチェンジした際も違和感なくキャストできる

僕がクランクベイトなどマキモノでメインに使っているのがカルカッタコンクエスト。剛性感のある金属ボディがもたらす確かな巻き心地、優れたキャスト性能といずれも僕の釣りには欠かせない存在となっています。ただひとつだけリクエストを言うなら、5gクラスの小型クランクやポッパーなどに関しても扱いやすくなれば…と思っていました。

シマノ インストラクターの伊藤巧さん(画像出典:シマノ)

このシャローエディションは、文字通りスプールがシャロー(=浅溝)化されたモデル。オリジナルと同じくMGLスプールⅢがさらに低慣性化されたことで、突き抜けるような優れたキャストフィールはそのままに、より軽量クラスのルアーも自在にピンスポットへと撃ち込むことができます。

BFSに迫る領域のルアーにも対応しますが、大きな違いは2つ。8lb-100mの十分なラインキャパシティ、そして1/2ozクラスまでの幅広いウェイトに対応可能なこと。今までの100と同サイズのボディなので、ルアーローテーションで持ち替えた時にも違和感なく巻きの釣りに集中できますね。