超巨大ナポレオンフィッシュを料理した結果。色が変わるってマジかよ…

ルアマガプラスで毎度好評の「ハイサイ探偵団」連載企画。今回する動画は、以前紹介した「ナポレオンフィッシュを捌く」動画の続き、実際に調理してナポレオンフィッシュを頂きます! はたしてどんな料理ができあがるのか…

→マジで!? ナポレオンフィッシュは揚げると緑色に…

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

ハイサイ探偵団(はいさい・たんていだん)

視聴者からの依頼を調査するというコンセプトでチャンネルをスタートさせるが、釣りやアウトドア、料理などメンバーが楽しめる企画を中心に沖縄で活躍。ハイサイ探偵団の詳細は、下記YouTubeアイコンからチェック!

前回の動画はこちら!

宮古島から「凄い物」が届いた場面から始まる。その正体は50kgのナポレオンフィッシュ! この巨大なナポレオンフィッシュを捌いていく過程をご紹介!

記事はこちら!

動画はこちら!

ナポレオンフィッシュ料理スタート!

前回動画で無事に捌き終わったナポレオンフィッシュを、いよいよ料理開始! 重量が50kgもあるだけあって、その頭は超巨大ということで頭はまるごとドラム缶に入れた油の中へドボンと丸揚げすることに。

ハイサイ探偵団名物『油ドボン』

鍋など使わぬ《ドラム缶》があれば十分

50kgのナポレオンフィッシュは巨大だ。頭だけでも入りきる鍋は普通の人は持っていない。しかし、ハイサイ探偵団にはドラム缶があるから問題ない。さっそく油を注いでいく。

このサイズのドラム缶(半分)でも一斗缶をふたつ分の油が必要だ。

ナポレオンフィッシュの頭はかなりの重さがあるので、油にドボンするまでが大変。ふたりがかりで持ち上げて、ドラム缶の油に運び込む。

頭を乗せた金網が曲がってしまうほどの重さ。

無事に油の中へドボン完了。ナポレオンフィッシュの頭がギリギリ収まるサイズ感だが、これだけの油を注いでも全体が油が浸かることがない大きさの頭には感嘆すら覚える。

ギリギリ収まるサイズ感。

浸からないのであれば、かければ良い。ということで大きなお玉で油を全体にかけ回していくが、その姿はどうみても中国の料理人。

なんか中国っぽい。

頭を揚げているあいだにもう一品

超巨大な頭は火が通るのに時間がかかるので、その間にもう一品料理をつくる。「鍋はね、ぶち込めば良いんですよ。なんでも」と昆布や白菜など具材をどんどん加えていく。もちろんナポレオンフィッシュも切り分けて入れていくが、身までうっすらと青い…!

身まで青がかっている。

青は食欲を減退させる色というが、こうして鍋に投入して他の食材とならぶと不思議と美味しそうにみえる。さらに、煮込でいくとナポレオンフィッシュの青色がだし汁に染み出てきた。

ナポレオンフィッシュ鍋を煮込む。

ナポレオンフィッシュ料理が完成!

ナポレオンフィッシュの頭が揚げおわった。注目すべきは真っ青だったナポレオンフィッシュは油であげると緑色になるということ。なかなか見ることができない光景なので、ぜひ動画で確認してほしい。

ナポレオンフィッシュは油であげると緑色になる。

そして煮込み終わったナポレオンフィッシュ鍋は、とても良い匂いがするそうだ。身からも良い出汁がでるのであろう、ぜひ味わってみたい一品だ。

ナポレオンフィッシュは煮込むと良い匂いがする。

ナポレオンフィッシュを実食

まずはお鍋から、身は豆腐のように柔らかく豆腐と身間違えるようだ。しかも口のなかで溶けて消える、とても上品な味。

次にナポレオンフィッシュの頭を実食。頭の身はとてもプルプルして柔らかい、食感はソーキ(沖縄の郷土料理)のようで、こちらも口の中で溶けて消える。皮もプルプルしており口にしてみるとお餅のような食感。ナポレオンフィッシュといえば突出したオデコだが、こちらはプルプル感がさらに増し、角煮の脂身部分に近い。

頭の身はプルプル。

こうして料理を終えたハイサイ探偵団は皆でナポレオンフィッシュ料理を囲み、動画は終了。みなさんもナポレオンフィッシュが手に入る機会があればぜひ味わってみていただきたい。

今回紹介した動画はこちら!

文章と画像では伝わりにくいプルプル感をぜひ動画でチェックしてみてください!

50kg真っ青な巨大魚をドラム缶の油にドボンしてみた

ナポレオンフィッシュフィッシュを捌く動画はこちら


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