沢山荷物が積めて、さらに車中泊にも最適ということで、アングラー(釣り人)から高い人気を誇るハイエース。釣り仕様カスタムも数多く販売される中で、特に注目度の高いユーアイビークルの車両をチェックしていこう。
※2023年2月配信記事を加筆修正の上公開しています
●文:ルアマガプラス編集部
プロの釣り人、山本啓人さんが実際に使用!
3年ぶりのリアル開催となったフィッシングショー大阪2023。その会場内では、釣り具だけでなく、釣り使用にカスタムされた車両の展示も複数見られた。
中でも目を引いたのは、プロアングラーの山本啓人さんが、今年から実際に使用する釣り用ハイエースの展示だ。ド派手なボディーカラーに、山本啓人さんをサポートする釣り具メーカー、そしてこの車両のカスタムを担当したユーアイビークルのロゴが、見ている者にインパクトを与える。
見た目の鮮やかさももちろんだが、このハイエース バンの足元にも注目してほしい。ノーマル仕様のハイエースよりもリフトアップされた足回りは、悪路走破性の高さを予感させ、見た目の迫力もアップさせているのが印象的だ。
単にリフトアップするのではなく、乗り心地を改善するためのショックアブソーバーやスタビライザー、リーフスプリングなども装着。長距離走行も多い、山本啓人さんを走りの面でもサポートする。
そして、なんと言っても重要なのが荷物を積むスペース。プロアングラー(釣り人)、特に山本さんのようにオフショアのジギングなどを中心に活動するとなると、タックル(釣り具)の量やクーラーボックスなどのかさばる物、沢山のロッド(釣り竿)などなど、とにかく道具の量が多い。
そのため、効率良く収納し、そして素早く目的の物にアプローチできる工夫が重要となる。その点、このユーアイビークルが手掛けた釣り仕様車は、荷室を上下2段に分離するベッドキットを採用し、スペースを有効活用できるように工夫されている。
荷室の下段部分は、スライドフロアと呼ばれるカスタムが採用されており、ハイエースであれば最大1400mmも引き出すことが可能。奥の荷物にも容易にアプローチが可能だ。ちなみに、耐荷重は300kgとなっているので、クーラーボックスなどの重いものも乗せることができる。
天井部分には、最大12本のロッドを収納できるロッドホルダーを装備。丈夫なアルミスライドバーを使用して設置するため、重量級のオフショア用タックルも搭載可能となっている。これは、アングラーなら必須の装備となるだろう。
荷室をしっかりとカスタムしていながらも、後席のスペースはしっかりと確保されているのが嬉しい。
各パーツの価格
アルミスライドバー・ロッドホルダー
ハイエース
アルミスライドバー:41,800円
アルミスライバー専用ロッドホルダー:44,000円〜
キャラバン
ロッドホルダー:91,300円
※価格は全て税込
ベッドキット
マルチウェイ ベッドキット
ハイエース用:143,000円〜
キャラバン用:154,000円〜
マルチウェイ バリューベッドキット
ハイエース用:86,900円〜
キャラバン用:82,500円〜
※価格は全て税込
スライドフロア
ハイエース用:283,800円〜
キャラバン用:294,800円
※価格は全て税込
足回りパーツ
コンフォートショックアブソーバー
ハイエース
ノーマルストローク用:107,800円
ショートストローク用:115,500円
キャラバン
ノーマルストローク用:107,800円
フロント強化スタビライザー
ハイエース
2WD用:41,800円〜
4WD用:57,200円〜
キャラバン
2WD/4WD共通:46,200円〜
リア追加スタビライザー
ハイエース用:59,400円〜
キャラバン用:68,200円〜
オプティマリーフ(ハイエース)
タイプL:85,800円
タイプH:92,400円
※価格は全て税込(2023年2月時点の価格です)
釣り仕様カスタムハイエースの詳細を動画で視聴する
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