撮影あるある「減水やクリアアップで超タフ化、巻物通用しない」それでも爆釣に辿り着いた秘訣とは。

「エバーグリーンフェスト・バスフィッシング at 大阪」が開かれ、EGファンのみんなと親しく交流ができた! 参加してくれてほんとうにありがとう!!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

Profile

菊元俊文(きくもと・としふみ)
『SOUL OF BIG BITE』をキャッチフレーズに、ダイナミックなバスフィッシングでマグナムサイズを追求する、魂のアングラー。1997年初代JBワールドシリーズチャンピオン以降コンペティターとして活躍。現在はトーナメントを離れTVや雑誌などで、そのストロングスタイルを伝道中。大阪府出身、エバーグリーン開発スタッフ。

エバーグリーンのファン感謝イベント「エバーグリーンフェスト・バスフィッシング at 大阪」が大盛況のうちに終了しました。暑い時期ということもあり、空調の効いた会場でのインドアイベントでした。EGファンと距離が近い、ミート&グリート感の極めて強いイベントをかねてから行いたいと思っていました。

当日はプロスタッフによるトークライブ、抽選会、そして未発表もののルアーやオライオンなどを展示。またゲストメーカーさんはカツイチデコイさん、ゼクーさんが出展。デコイさんではリグ製作体験、ゼクーさんではお手持ちの偏光グラスのフィッティングサービスなど。ランチは皆が美味しいと思う、僕も愛用するさざれ(お好み焼き鉄板焼きのお店)からケータリングしてもらいました。

全員にこの時だけの参加賞があり、もちろんじゃんけん大会は大盛り上がりでした。僕も写真撮影やサインだけでなく、凄く近い距離でファンの皆さんといろんな話ができて最高でした。皆の笑顔は本当に良いですね! バス釣りファン、EGファンのみんなも、SNSだけの繋がりでなく顔が見えて声が分かる新しい繋がりや輪が広がってくれたらよいなと感じました。参加者の皆さんが「楽しかった!」と感じてくれたら僕も最高です。

終わったばかりですが、またイベントやりたい。今後も続けて行きたいと思っています。

さて釣りですが、撮影で四国のリザーバーへ行って来ました。撮影あるあるで、徐々に減水が進み、超クリアアップした感じでタフ化。巻き物ルアーは機能せずでしたが、ルーシーという大西健太プロデュースのカーリーテールワームのフリーリグが大当たり。デコイドリームフック#2、5gシンカー、マジックハードR10lbのセッティングを、オライオンアルエット64Lのベイトフィネス仕様で使うのが極めて快適でした。

エリアによっては6mのボトムが丸見えなところもあり、クリアなエリアではロングキャストのプレゼンテーションで狙いました。上流のアオコエリアでは間合いを近く、着水音を抑え、時にはバンクにリグを乗せて落とすプレゼンテーションが有効でした。キーワードは風。風が吹いたタイミングで沖の立ち木などを狙いに行っての会心のバイトがありました。何より数十本のバスを掛けてバラシはほぼなかったです。タックルバランス、タックルセッティングは大切ですね。ルーシー&オライオンアルエットがこの釣行のMVPでした。なによりもバイトが多いのは素晴らしいことです。

また減水でよいカバーが少なくなっていましたが、パワーフィネスでカバークリーパー3.5g&バスエネミーカットイモ仕様も機能。ロッドはオライオンの新作パワースピン「ハイド&シーク69H」。ラインはPEの1.5号を直結。カバー最奥、または水中に伸びる枝越しにけっこう遠いプレゼンテーションで入れて、掛けた時には巻かれてるけど耐えているとバスが出て来てくれるトルクとパワーを再認識。パワーフィネスロッドとしては他に類を見ないほど驚異的に軽くハイバランスなのは、オライオンならではの仕上がりと自負しています。

ハイド&シークのカバー攻略シーンはSNSで動画アップしてますので、興味あればぜひ観て参考にしてください。ルーシーでのバイトバイトバイト!も鋭意動画編集中です。こちらもお楽しみに!

インドアで行われた「エバーグリーンフェスト・バスフィッシング at 大阪」では、落ち着いた雰囲気でファンと交流ができた。

四国のリザーバーで行った撮影では、ルーシーのフリーリグが活躍。オライオンアルエットのセッティングがハマって、数十本釣ってもほぼバラシなしだった。


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