
メバルやアジはワームとジグヘッドの組み合わせが一般的だが、プラグを使ったプラッギングもまた人気のジャンルである。今回紹介するのは38mmのマイクロシンキングペンシル「リトルマジック(アクアウェーブ)」。食わせる能力はもちろんのこと、小粒ボディでありながら、とことん飛距離にこだわった形状に仕上がっている。
●文:ルアーマガジンソルト編集部
小さいプラグで喰わせたいけど飛距離が出ない…そんなときはリトルマジックをチョイス!
リトルマジック[アクアウェーブ]
●全長:38mm●自重:3.1g●カラー:8色●価格:1300円(税別)
小型のシンキングペンシルはメバルやアジのプラッギングにおいて、有効な一手である。ワームよりも飛距離は伸ばせるし、浅いレンジを丁寧に引いてくることができる。基本的にはゆっくりフラフラ泳がせて使うが、この動きがとくにメバルに効果的とされている。
だが、マイクロプラグ全般に言える弱点が、そのサイズゆえに飛距離が出にくいところだろう。それを解消するために開発されたのが「リトルマジック(アクアウェーブ)」だ。
プレッシャーを与えにくく、食わせる力の強いマイクロプラグをとにかく遠投して、その先で操りたい。とにかく遠投性能にこだわり、ボディを空気抵抗の少ない流線型にして、厚みを持たせつつ自重をアップ。前方重心寄りだが、飛行姿勢のバランスも調整されており、泳ぎ出しの早さも持ち合わせている。
飛ばすためのウエイトアップだけでなく、アクションを損なわないために内部のエアルームの大きさもしっかり確保しているということだ。
カラーバリエーション
左上から「小鰯/グローベリー」「シラウオ」「シグナル」「C.ライムチャート」「ミミイカ」、左下から「ほろよいピーチ」「クリアー/レッドF」「半生シラス」。
水の抵抗を増やすスタビライザーもキモ!
ボディ下部はフラットな形状ではあるが、よく見ると潮受けをよくするためのスタビライザーが配置されているのがわかる。これは水の抵抗を増し、水馴染み効果を高めるためのもの。丸みを帯びた流線型のフォルムも相まって、違和感を与えない滑らかなウォブリングを演出する。
また、シンキングペンシルの特徴として、引き抵抗の少なさが挙げられるが、スタビライザーの採用により解消。マイクロプラグでありながら、しっかり「引いている感」を感じ取ることができる。
ボディの腹面は、沈下スピードを抑制するためフラットな設計となっている。
スタビライザー搭載で水の抵抗をUP。馴染みを良くしている。
ファットボディはアピール力抜群!
ウエイトアップによる遠投性能と、大きめのエアルームを確保したボディは小粒ながらファットな印象。ボディ自体が持つアピール力も高く、広大なソルトフィールドの中でもターゲットから発見されやすい。そのため、サーチベイトとして使用することもできる!
まだまだシーズン序盤だが、すでに各地で釣果が上がっている模様。「リトルマジック」もボックスに忍ばせて、今すぐ釣り場へGO!
存在感抜群のファットボディ。
こちらはアクアウェーブの公式ツイッターアカウントに投稿されていたメバルの釣果。2022年12月に投稿されたものだ。
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