藤田京弥が求める100パーセントの操縦性を突き詰めた最高峰の剣、それが『STEEZリアルコントロール』。24モデルとして登場するのは今回紹介する4モデル。通常であればブランド発足時の登場が予測されるバーサタイル性の高いベイト610Mを含む今回のラインナップには、完璧を求める藤田京弥の開発姿勢が垣間見える。
●文:ルアマガプラス編集部
C610M-SV
操作系ルアーで重宝するベイトバーサタイル機
藤田京弥が求めるバスロッド代表格番手・610Mは、軽量性と感度、そして操縦性を徹底追求。
ワームからワイヤーベイトまで幅広く対応する中でも、特にスラックのON/OFFで操るプラグやワームに◎。
フルキャスト時さえも正確性を高めるテーパーに注目だ。
トップやジャークベイト、ワームのボトムトゥイッチなど、操作系ルアーを得意とする。
藤田京弥が求めたバーサタイルがここに。
C70MH-LM
低中弾製カーボン採用”攻めの巻き”を完遂
『PE3号+バズベイト』の操縦性を求め開発をスタートした低~中弾性カーボンモデルの極み。
グラス同等の粘りを持ちながらも、高感度かつ軽量性を持つブランクに仕上げ、攻めの巻きを完遂。
引き抵抗のあるムービングルアー全般で有効な1本に仕上がっている。
チャター系1/2オンスなどワイヤーベイトは無論、マグナムクランクや羽根モノ、バドなどパワー系の巻き全般で威力を発揮。
S63UL-SV
近距離での真の操作性を追求するサイトスペシャル
テーパーは既存のS61L-SVに準じながらも“サイトスペシャル”として開発。
PE使用前提で近距離戦でのアキュラシー性や操縦性、フッキング性能を徹底追求。
サイトのみならず中層ミドストや小型プラグ、メタル系にも。
23レイク・セミノール準優勝に貢献したロッド。
俊敏なルアー操作、瞬時の掛けと浮かせる能力に優れるテーパー設計で、ラインを通せば、素振りでは得られない現場のリアルを体感できる。
S65ML-SV
23シャンプレーン優勝に貢献ライトパワーフィネスの基軸
国内ではPE使用の吊るしから開発が始まり、米国では3.5グラムのパワーミドストで存分な威力を発
揮。
素手で操るかのような操作性を叶え、掛ければわずかな時間でランディングへと繋ぐ底知れぬリフティングパワーを発揮する。
S61L-SVとS68MH-SVの中間的存在だ。
シャンプレーン戦ではPE0.8~1号で5インチ級のパワーミドストが勝利パターン。
他選手の半分にも満たない時間で深場から大型スモールを獲ったのは圧巻だった。
ルアーマガジン2月号は藤田京弥特集!要チェック!
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