「エマのきょう、何釣る?」2023年ラストは宮古島遠征!巨大魚から高級魚まで様々な魚種を狙ってきました! そして、本命のキハダがヒットするのですが…。
●写真/文:片原恵麻
片原恵麻さんのプロフィール
片原恵麻(かたはら・えま)
はじめまして! 片原恵麻です。スタイルやジャンルは問わず、釣りを楽しんでいます。マルキユーアンバサダー、サンテレビ「ビッグ・フィッシング」のアシスタントを務めさせていただいております。“楽しい釣り”をするためだったら、北から南までどこまででも飛んでいきますっ(Office LadyBug)!
【意気込み】
今年は「釣り旅×釣りメシ」をテーマに日本全国の釣りを楽しみ、発信していこうと考えています! 泳がせ・深場・ヘラブナをメインに、様々な釣りの面白さ・楽しさを1人でも多くの方に伝えられるように頑張ります!
冬の宮古島遠征、前半戦!
今回の宮古島遠征では前半は海宝丸、後半は海宝丸Ⅱの親子船にお世話になります。11月末と言えども、沖縄・宮古島はまだ冬を感じさせない暖かさに包まれています。
今回の使用タックル
【使用タックル】
ロッド | アリゲーターギル14-175 (アリゲーター技研) |
リール | シーボーグ1200MJ (ダイワ) |
ライン | 道糸PE8 |
リーダー | H.D.カーボン・船ハリス40号・1.5ヒロ(デュエル)【キハダ狙いの時のみ】 |
まずは通称深海のルビー、アカマチ狙い!
沖縄県ではアカマチと呼ばれ、マクブー・アカジンミーバイと並ぶ沖縄三大高級魚の一つ、ハマダイ。
オナガダイという名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。様々な名をもつこのお魚、クセのない白身で旨味が強く高級魚として人気を博しています。仕掛けはこちらを使用しました。
コマセにはオキアミブロックM、エサにはムロあじやイカの切り身を使用します。正行船長曰く、小型のキハダのブツ切りも好物だとか。
初っ端から大当たり!?
水深は約300m。底まで落とすと早速竿先にアタリが…! 朝から竿に生命感を感じ、テンションマックス!
鮮やかな赤色の魚体がどんどん上がってきます。
アカマチは見事大漁で終了!
翌日はキハダ狙い!
冬は夏に比べて渋いイメージがありますが、海宝丸に乗るといつも朝から釣れる気がしちゃいます。笑
期待を抱きながら6時30分に出船。
遠征では皆都近くのホテルをとることが多いので、そこまで早起きしなくともいいのが嬉しいところ。
1時間走ったポイントで、まずはムロあじ釣りからスタート。ムロアジが釣れないことにはキハダを釣りに行けません。
というわけで真剣に釣りするのですが、ムロ釣りはチームワークが大事! ムロあじを釣る人、釣れたムロを生簀に入れる人、と役割分担して各々の作業をこなします。また、釣れた棚を共有するので、みんなで「45m〜」「30できました〜」と声を出しながら釣りをするのもワイワイしていて楽しいポイント。
この日はサメがいなかったため朝一番からムロ釣り順調! 1時間半で目標の40尾を釣り終わり、いざキハダのポイントへ。
本命キハダはまさかの…!?
ポイントに到着したら、早速ムロアジを泳がせます。
しばらくすると…
ビューーーーーーーーーーン
糸が思いっきり走り出します! 思いっきりアワせて巻いてきます! ズシンと感じる重み…。
「これは、絶対にキハダだ!!」
胸の高鳴りを感じながら巻いてきていると、途中でいきなり竿にガンっと激しい衝撃が! 先程まで感じていたキハダのグングンとくる引きが消えてしまいました…。しかし、竿は重いまま。なんだろう? と、思いながら巻き続けると上がって来たのは…?
なんとサメにかじられたキハダ!
コラーーーーーー!!!!
でも、上がってきてくれただけでも大満足!笑。この日はこの後もキハダのポイントでサメが大量発生してしまい、私は1本で終了。本命のアカマチとキハダの顔が見れてで出しから好調の宮古島遠征。後半戦は海宝丸Ⅱにお世話になります!
(つづく)
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。