全国エリアバス大調査「アングラーズパーク・キングフィッシャー」

全国に存在するバスの管理釣り場。今回は取材許可をいただいた15エリアを北は東北から、南は関西まで、編集部員が実際に行って大調査!「管釣り」と侮ることなかれ、ポンドも個性色々。あなたにピッタリのエリアがきっとあるはず!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

アングラーズパーク・キングフィッシャー

栃木県北部、大田原市にある管理釣り場。敷地内にはトラウト池とバス池があり、どちらも熱心なファンやファミリー客でにぎわっている。バス池の特徴は「自然を感じながら釣りができる」こと。周囲の景色も美しく、普通の野池の感覚で釣りができるのが大きな魅力だ。

三角形のポンドに、ストラクチャー満載!
どこに立ってもチャンスが感じられる

様々な釣りスタイルが順応できる癒しの池

プール感がない三角形の形状、倒木、島、ブッシュなど、変化に富んだ景色は野池の感覚だ。スタッフの手塚さんによると、キングフィッシャーは、土日祭日の前夜にバスを放流するので、土日祭日の朝は大釣りのチャンス! この日も開店時間にはすでに多くのファンが岸辺に立ち、常に誰かがロッドを曲げている状態に。

取材と撮影で朝のワンチャンを逃してしまった俺は、11時頃からリアクションバイトを狙って、ジグストを開始。すると、ロッドがガツンと重くなった。同じ釣り方で2本釣って大満足。美しい景色を眺めつつ、ファミリーからエキスパートまで、様々なスタイルの釣り人が楽しめる。そんな包容力のあるエリアだと感じた。

最強ポイントの「長い円盤」この日も見ているだけで3~4本のバスが釣られていた。

住所:〒324-0001 栃木県大田原市乙連沢593
電話番号:0287-23-1253
公式HP:https://kingfisher-tochigi.com/
アクセス:東北自動車道黒磯板室ICより約10km
営業時間:7:00~17:00(夏場は日によって21:00までナイター営業)
定休日:毎週木曜日(祝祭日は営業することもあり)

1日券:5,000円(一般)、4,000円(女性、中学生)、2,700円(小学生)、8,000円(男女ペア)
半日券:4,000円(一般)、3,500円(女性、中学生)、2,200円(小学生)、7,000円(男女ペア)
3時間券:3,300円(一般)、3,000円(女性、中学生)、1,800円(小学生)※ナイター料金は別。詳しくはHPで確認

●オススメルアー

もちろん、ファットヤマセンコー3inなどは鉄板。またペレットだけではなく、池には普通の小魚も生息しているので、ミノーやシャッドへの反応がいい。定番はソウルシャッド。真冬でも水温が14~16℃と安定しているので、トップにも出る。中でもベントミノーの実績は高い。放流直後はドーンなどのスピナーベイトにアドバンテージがある。

最近、設置されたボート。この下にいたバスがジグストに反応して釣れた。

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ぐるりと岸際はシャローになっているが、そこからかなり急に落ちるかけ上がりとなる。平均的な水深は3mだ。
①通称「長い円盤」長い楕円形のストラクチャーで、大きなシェードを形成。水深も最も深い3.5m。
②ボートもストラクチャーとして係留。下にはバスが潜む。
③円盤。無数に点在しバスのつき場となっている。
④島。岩もあり周囲はシャローとなっている。
⑤乱杭。浅い側に多く、良質なタテストとなっている。
⑥ブッシュ。水中が奥深くえぐれていて、バスの高級住宅地に。対岸からバックスライド系で攻めたい。
⑦水車跡。
⑧流れ込み。


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