全国エリアバス大調査「フィッシングパル佐野」

全国に存在するバスの管理釣り場。今回は取材許可をいただいた15エリアを北は東北から、南は関西まで、編集部員が実際に行って大調査!「管釣り」と侮ることなかれ、ポンドも個性色々。あなたにピッタリのエリアがきっとあるはず!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

フィッシングパル佐野

バスのエリア開業が2001年7月という、バス管釣りの中でも先駆者的な存在。まず大きなメリットは、首都圏からのアクセス。最寄りの佐野藤岡ICは都心から1時間強、そこからフィッシングパル佐野までわずか3分という好立地だ。池は複雑な形状で変化に富み、バスも積極的にルアーを追う!

「トップに強いエリア」は本当だった!

午後1時に現地到着。オーナーさんからは開口一番、衝撃の一言!

「午前中は、伊藤巧さんが来ていましたよ」

あのエリートプロが! さすが名門バスエリアですね。ここのポンドは広くてストラクチャーも多い。湧き水なので水温は17度前後で安定している。エサもペレットではなくフナやエビなどのライブベイト系。だからバスがアグレッシブにエサを追う傾向にあり、真冬でもトップウォーターが楽しめるとか。ひと通り取材した後、ラスト1時間釣りをしたら、ズイールのテラーで2本のバスを出せた! 先日「ペンシルベイトは死んだのか?」という記事も書いたが、まだまだ健在だね!

右が湖的な南池で、左が水路的な北池。バスエリアとしては大きいほうで、岸際の変化もボトムの地形変化も激しくて、魅力的だ。

●オススメルアー

シーズンによって変わってくるけれども、この秋はバックスライド系、スライドフォール系が強く、カバースキャットは実績が高い。魚が散らばっているときはワイルドハンチのようなクランクベイトもよい。取材時はトップも調子よく、バズジェットマグナムでも釣れていた。

円盤は、シェードとタテストの両面を持つ有望なストラクチャーだ。

岸際の随所に枝のようなものを設置。バスのつき場となっている。

テラー3/8で、バスを2本仕留めることができた。
トップへの反応よし。

この日、バズジェットマグナムで常連さんが出した1本!

橋を挟んで左が南池、右が北池だ。
①ポンド内に点在する円盤。ここの一直線に並んだ部分は水深約1mの馬の背になっている。
②この円盤点在部分は水深2m。
③このエリアは水深2.7m。
④この水車跡のみ釣り禁止だが、そのほかはすべて狙うことができる。
⑤アシ。
⑥橋の際は釣り出来るが中は釣り禁止。北池方向への放水もしている。
⑦岸際に続くブッシュがシェードを形成。
⑧このベンド部が最深部で4.5m。
⑨シャローになっていて水の排水がある。
⑩U字溝のような溝が水中にもある。
⑪湧き水を注ぎ込むパイプ。

●東北自動車道 佐野藤岡ICより車で約3分
住所:〒323-1106 栃木県栃木市藤岡町都賀2531
電話番号:0282-62-1818
公式HP:http://www.palsano.com/
営業時間:7:30~16:30(11~3月)
     6:30~17:00(4~10月)定休日:木曜日(変更有り)

1日券:4,400円(一般)、3,300円(女性、中学生)、2,200円(小学生以下)、6,600円(男女ペア)
半日券:3,300円(一般)、2,750円(女性、中学生)、1,650円(小学生以下)
半日はオープン~12:00か、12:00~ラスト


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