全国エリアバス大調査「八重笠沼」

全国に存在するバスの管理釣り場。今回は取材許可をいただいた15エリアを北は東北から、南は関西まで、編集部員が実際に行って大調査!「管釣り」と侮ることなかれ、ポンドも個性色々。あなたにピッタリのエリアがきっとあるはず!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

八重笠沼

歴史は古く、50年近く前から営業している。バス釣りをスタートしたのは2000年頃からだがどこか懐かしい雰囲気をもち、好きな人にはたまらないタイプの釣り場だろう。

釣りができる範囲は狭いがベイトフィッシュが豊富でしっかり釣れる!

一見すると広大なフィールドですが、北側が浅くなってしまっており、あまり釣りができないそうです。それに加えて今年はスタッフさんの怪我で草刈りができず、そもそも足場となるのが南側の40m四方のみでした。水深も浅く、ちょっとした皿池といった雰囲気ですが、その分魚の密度は濃い印象で、さらに養魚場で残った雑魚をかつてはよく入れていたらしく、ベイトフィッシュもたくさん生息しているようです。ボイルも何回みたかわかりません(笑)。結氷すると釣りができなくなりますが、基本的には1年中釣りができるとのこと。ライトリグでも釣れましたが、浅さを活かしてアグレッシブな釣りで攻略したいですね!

住所:〒373-0805 群馬県太田市八重笠町89
電話番号:0276-46-3781
公式HP:https://www.2-river.com/yaegasanuma
営業時間:7:00~16:00(毎週水曜日、12/31、1/1は定休日)

1日:3,000円、半日:2,000円(11:00~)、子ども:1,000円

●オススメルアー

レインズスワンプJr(レイン)
全体的に水深が浅いため、食わせのフィネスでもゆっくりと見せられるルアーが有効。比重の軽いストレートワームを、狭い分じっくり誘えるダウンショットワッキーで使うのが常連さんの得意技。

ヒットルアー
デラブレイク+ハゼドン4in

水深が浅く、水面でベイトが追われる姿も見られたので試したところ見事ヒット! キャッチには至らなかったものの、サーフェスクランクや表層系のルアーにも反応が得られた。

釣券を購入できる管理棟は北池と道路を挟んだ反対側にある中池の上に建てられているプレハブ小屋。非常に味のある建物で、年季もなかなかのもの。

八重笠沼は全部で3つの池からなる。ブラックバスが放流されており、バス釣りが楽しめるのは一番北側に位置する「北池」。南北におよそ260m伸びる長四角のポンドだが、現在釣りが楽しめるのは南側の40m四方ほどの小規模ポンド。最深部でも80cm程度しかない激浅フィールドだ。
①流れ出し:最南端の入り口下にある流れ出しはこの釣り場の最深部であり放流が行われるスポット。厳冬期や水位が下がったタイミングでは圧倒的に強い。
②ヘラ台:足場が安定しており、釣りがしやすい。それぞれからベジテーションカバーや杭などが狙い撃てる。
③水車跡:鉄パイプの構造体。水中にパイプが伸びており、水深や狙いやすさもあいまって一級ポイントだ。


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