全国エリアバス大調査「桜池管理釣場」

全国に存在するバスの管理釣り場。今回は取材許可をいただいた15エリアを北は東北から、南は関西まで、編集部員が実際に行って大調査!「管釣り」と侮ることなかれ、ポンドも個性色々。あなたにピッタリのエリアがきっとあるはず!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

桜池管理釣場

関西では数少ない、バス釣りができる管理釣場がこの桜池管理釣場。大阪府との県境に近い和歌山県紀の川市に位置し、近畿都心部からのアクセスも良い。レンタルボートでの釣行がオススメだがオカッパリも一部エリアで可能。常連さんのお話では「小さな琵琶湖感覚で練習になる」とのこと。

実質ネイティブフィールド!? 超特大ランカーの実績も!?

平成11年から運営が始まり、約25年近い歴史がある桜池管理釣場。施設管理に伴う運営費捻出を目的で入漁料を設定しているため、現在バスの管理や放流は行なっていないとのこと。法や条例による規制が始まる以前は、池原ダムや琵琶湖産の魚を放流していたそうです。そのためフロリダ系血統のバスが入り、過去の実績では70cm(!)の釣果や60cm台の実績も数多く出ているみたいです。

地質は全体的に砂地や泥質、また水質はクリアメインだが、秋にアオコが発生する事があり取材時は濁り気味。常連さんの話では、バスは回遊傾向が高く、シャローでフィーディングに入るタイミングを狙う釣りが強いとのこと。反応が悪い訳ではなく、スイッチが入るタイミングを逃さないことが釣果をあげるカギのようです。

自分は午前中から岸釣りをしましたが無念のノーフィッシュ…。40cm前後のスクールに遭遇したりと何度かチャンスはあったのですが…。

住所:〒649-6501 和歌山県紀の川市北志野659
電話番号:0736-73-8301
公式HP:http://sakuraike-kanri.g.dgdg.jp
定休日:毎週火曜 ※11月末から3月中旬は終日冬季休

岸釣り●成人:1日1,300円 12時半以降700円
●子供(中学生まで)1日800円 12時半以降500円
ボートレンタル ●手漕ぎ:2人用3,000円 3人用3,500円
●エレキ:7,000円(定員3人) ●持ち込み:1人につき+500円

人懐っこい看板犬がお出迎え!

●オススメルアー

ダッジ(レイドジャパン)

カットテール(ゲーリーインターナショナル)
常連さんにお聞きしたところ、定番はジグヘッド+カットテールのリアクション。加えて、ニュージャンルのルアーに反応が良いとのことで、ビッグベイトやハネモノ等新しいジャンルが出た当初、桜池バスは良い反応を示していた。その時々の最先端アイテムを試す価値は多いにあるはずだ。

約300m×400m程の中規模な池。最大水深は12m程あるが、西面の大半は1~3mと浅め。施設は受付やトイレ、休憩所がありオーナーお手製のチャーハンやカレーなど軽食もある。
①シャローエリア:流れ込みがありシャローが続く。
②ウィードエリア:その年によって生育状況が変わるが、ウィードが密集する地帯。
③ワンド:大小2つのワンドあり。
④排水機:深さがあり硬い岩盤にバスが集まる。
⑤チャンネルライン:シャローエリアから流れ出しへと続く。水道がありフィーディングでバスが入る。
⑥堤防護岸:300m程コンクリート護岸が続く、減水時は歩いて通れる。
⑦蛇籠&パイプ組み:護岸沿いに積まれており数少ないマンメイドストラクチャー
⑧流れ出し:水量があるときは流木などが溜まりカバーに。


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。