優れたロッドやリール、アパレルを展開する「アブガルシア」やマックスセントやガルプといったソフトベイトに定評のある「バークレイ」など、世界規模で人気を博すアイテムを取り扱う「ピュア・フィッシング・ジャパン」。今回はそんなワールドワイドなメーカーのサポートを受けているプロスタッフの皆さんに、イチオシのアイテムを紹介してもらったぞ!
●文:ルアマガプラス編集部
ロキサーニBF(アブガルシア)
今年リニューアルを果たす目玉アイテムが「ロキサーニ」。初代陸王U-30王者・仙石快さんのおすすめは?
仙石「どのリールももちろんいいんですが、ひとつあげるならベイトフィネス機の『ロキサーニBF』でしょう!」
仙石「 初代モデルよりもグッと良くなっているのはもちろんですが、このリールはベイトフィネス対応なのにドラグが9kg!スプールも頑丈なので、強いPEラインを使ったフィネスの釣りにも対応していますよ」
マックスセント クリッターホッグ2.6in&パルステール(バークレイ)
ガルプ並の集魚力をもちながら、通常素材のように頑丈なマックスセント。そんななかでもクリッターホッグとパルステールを紹介してくれたのは、若手筆頭株のゆうあとルイキ!
ルイキ「クリッターホグ2.6はとにかくコンパクトで一口サイズ」
ルイキ「タフなときにも口を使わせられる頼れる存在です。まずはとにかく3.5gシンカーのフリーリグでボトムをずる引きしてみてください!五三川でもよく釣れてます!」
ゆうあ「水中のペテン師ことパルステール!」
ゆうあ「見た目は魚っぽいワームですが、使い方次第ではザリにもなる優れものです!フットボールヘッドの7~14gと組みあせて中層スイミングかボトムジャーク的に使ってみてください!」
エッジ フレックス(プラノ)
老舗タックルボックスメーカー「プラノ」が作り出した究極のボックス「エッジ」シリーズ。琵琶湖ガイドで数々のロッドも手掛けてきたプロスタッフ・国保誠さんのイチオシは自由度の高い「フレックス」。
国保「エッジシリーズは凄いんです。ワンタッチで開閉できるのに、ウォータープルーフ。これは作りがしっかりしているからこそできる構造です。密閉している分、中でこもってしまう湿気は付属の乾燥剤があるから問題なし!」
国保「『フレックス』は頑丈な仕切りがたくさん入っているので、かなり自由度の高いレイアウトが可能です。例えば1つのボックスで、ビッグベイトを収納するスペースと、フックを収納するスペースがぴったりの大きさで確保できたりするわけです!」
ゼノン(アブガルシア)
コンパクトなのに強い!アブガルシアがたどり着いたベイトリールの究極系『ゼノン』をぜひともおすすめしたいと、琵琶湖や長良川でガイドを行っている藤波和成さんと、ライトゲームフリークのイラストレーター・マサヤートさん、2人のプロスタッフが紹介してくれたぞ。
藤波「おすすめしたいのはゼノンのMG7!」
藤波「世界トップレベルで軽いベイトリールですが頑丈なので、琵琶湖で使っていてもノーメンテで戦えます。スプールとブレーキの性能が実は良くて、キャスト中にラインが浮き上がりにくいし低い弾道のキャストや正確なキャストも決まりやすいですよ」
マサヤート「ゼノンLTXはアジングやメバリングにも使えるんです!」
マサヤート「ベイトフィネス的なリールなので、1gクラスのジグ単も容易にこなせます!エリアトラウトにもいいですよ。もちろん本体も軽いので、感度が高いのも魅力的です!」
ガルプ ファットホッグ(バークレイ)
圧倒的な集魚力と食わせ能力を誇るガルプシリーズ。言わずとしれたロックフィッシュハンターの塩津紀彦さんのおすすめは2024年登場予定のファットホッグだ。
塩津「甲殻類系のワームですね。エビやカニを食っている魚なら何にでも効きます」
塩津「食わせの2.2in、大物狙いの3.2inを使い分けてみてください。とくにフリーリグで使うと、着底後のノーシンカー状態で生まれる『フワッ』がものすごく効果的ですよ!発売までもうしばらくお待ち下さい!」
オーソリティ(ペン)
世界中の巨大魚ハンターから定評のある「PENN」。フラッグシップである『オーソリティ』はまさしく世界スペックのすぐれもので、オフショアゲーム界の重鎮(でも気さく!)・平松慶さんも激推!
平松「オーソリティはIPX8という最高水準の防水性能なんです」
平松「水中につっこんでリールを巻いても浸水しません(笑)。船で移動中の振動でネジが緩むこともアリませんしね。とにかく安定した性能が武器なんです。それから上下から負荷をかけているドラグ性能も最高で、細い糸にも対応しているのが凄いところなんです!」
ホーネットスピアーズ(アブガルシア)
歴史あるアブガルシアのロッド「ホーネット」シリーズ最新作『ホーネットスピアーズ』。定番番手から個性的なロッドまで様々なモデルが揃うシリーズだが、紀伊半島の釣り仙人・那須大士朗さんのおすすめは?
那須「672LS-SCです。今年の新作ですね」
那須「ライトキャロ用としてプロデュースしたロッドになっています。シャキッとしているので距離が離れていてもしっかりとズル引きしやすくて、長めのレングスを活かしてストロークでフッキングしていく設計になっています。トーナメントレベルのロッドに仕上がっていますよ!」
ベルサートGOAT(アブガルシア)
アブガルシアの技術を結集して生み出されたハイクオリティバスロッド「ベルサート」の派生形として2024年に加わるのが『ベルサートGOAT』。なかでもおすすめのロッドなのがVGC-610M-FM。
なんとSurvive Said The ProphetTatsuya(通称サバプロ!)のギタリストTatsuyaさんと、オカッパリのスペシャリスト・三浦一真さんの2人揃ってのイチオシなのだとか。
三浦「アブの名作ロッドでファンタジスタに611MXGという、グラスコンポジットロッドがあったのですが、その性能をカーボン100%のTAF製法で目指したロッドです。グラコンのように使えるのに、カーボンロッドの良さを持ち合わせているんです!」
Tatsuya「低弾性なのに軽く仕上がっているんですよ。巻く釣り全般に対応するスペックですね。ワイヤーベイトやクランクベイトなどを中心に、少し強めになっているので1ozクラスのハネモノとも相性抜群ですよ!」
ゼノンMGX(アブガルシア)
最高峰リール・ゼノンにも2024年は新作が登場!おすすめしてくれたのは「ゆっち」ことUnlimited Platinum Tracksの大野雄一さん。
ゆっち「『ゼノンMGX』です!」
ゆっち「今までのゼノンBCと違って、遠心ブレーキになっています。32mmのスプールで本当にちょうどいい!14lbが100m巻けるのであらゆる釣りで使えますよね。それからベイトフィネス機に間違えられるほどコンパクトなのに、大口径ギアが入っていてパワフルなのもいい!ぜひ使ってみてください!」
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