日々進化を遂げるビッグベイト。DAIWAのスティーズブランドから新登場するビッグベイトは少し珍しい形状だ。なぜなら立ち気味のリップに3連ボディ、そしてテールにはシャッドテール。はたしてどんなルアーなのか…?
●文:ルアマガプラス編集部
スティーズ メリニティスイマー(DAIWA)
ビッグベイトは登場以来、その時々の状況に適した形で用途や形状を変え、進化を続けている。
『メリニティスイマー』もまさに現代シーンに即した進化を遂げたビッグベイトといえるだろう。
日本におけるバス釣りブームの発信源ともいえる琵琶湖でフィッシングガイドを行う小島明久さんが監修し、作り上げたテーマは「緩急」。
大きな立ち気味リップと3連ボディがただ巻きではナチュラルなアクションを発生。水を大きく動かさず、派手すぎない泳ぎは早巻きにも対応する。
シャッドテールはハイレスポンスなので、スローリトリーブでもしっかりと動いてくれるぞ。
一方、ロッドワークを駆使すれば、移動距離を抑えたドッグウォークアクションを披露。ボディをひねらせながらのその動きは、明滅効果や水の撹拌も期待できる。このとき、シャッドテールはブレーキ的な役割をしつつ、ワンテンポ遅れてアクションに追従することで食わせの間を作ってくれるのだ。
フックはおなじみのサクサスフックを採用し、さらにフックアイはサクサススイベル使用。針掛かりした魚の暴れに追従し、バラシリスクを軽減してくれるのだ。
ただ巻きによる広範囲サーチからドッグウォークによるピンぽいとアプローチまで、あらゆるフィールドで活躍する万能ビッグベイトといえそうだ。
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。