サーフ釣りの第一人者にしてヒラメ釣りのスペシャリスト・堀田光哉さんがコラボした芋焼酎「エンヴェレシーダ」。11月に受注を開始しており、すぐさま予約していた記者のもとにいよいよコラボ焼酎が届いた!ので、早速頂いてみました。
●文:ルアマガプラス編集部
そもそも堀田光哉✕芋焼酎ってなに?
鹿児島県にある田苑酒造株式会の釣り好き従業員の「釣りと焼酎を一緒に盛り上げたい」という思いに、鹿児島にもヒラメを求めて足を運ぶグルメなアングラー・堀田光哉さんが賛同。
そこからうまれたコラボで誕生したのが『ENVELHECIDA ANGLER ver.(エンヴェレシーダ アングラーバージョン)』。11月13日~1月8日のおよそ2ヶ月間限定で予約を受付、受注生産が行われた。
コラボもモデルの『エンヴェレシーダ』はG20 大阪サミット 2019にて提供された芋焼酎。
定番とも言える黄金千貫を用いつつ音楽仕込み、そして樽貯蔵による熟成と、かなりの個性が与えられている。
高級感あふれるパッケージでワクワクが止まらない!
予約からおよそ2ヶ月ほどで届き、アテを用意するまでに半月ほどかかってしまったが、いよいよ開封。
外箱はシンプルな配色に、金色の文字が映える。書かれているイラストは熟成に使う樽と芋の葉だ。
中身を取り出してみよう。
通常版はラベルにも外箱と同じがらが描かれているようだが、「アングラーバージョン」はヒラメや海藻が描かれたスペシャル仕様!飾っておくだけでもかなりの満足感が得られそうだ。
ラベルには堀田光哉さんのプロフィールも記載されている。
「趣味は魚釣り。生業はヒラメ釣り。」
素敵な一文!!
オリジナルデザインのステッカーも付属。
これはめったにお目にかかれないレアなデザインだ。
アテはやっぱり魚!(ヒラメは釣れない)
とてもじゃないがヒラメは記者に釣れないので、近所の魚屋で購入したヒラメ、サワラの炙り、そして自前のアジでちょっとした刺盛りを作成。
それでは栓を開けよう(蓋がこれまた高級感が漂う)
普通の芋焼酎に比べて、かなり色がついている。樽貯蔵によるものだそうだ。
香りは甘すぎないフルーティー系。柑橘のような爽やかさもある。芋感もあるが、決してキツイ感じではない。
元々記者は芋焼酎をロックで飲むのが好きだった。しかし以前、堀田さんと鹿児島で取材した際に立ち寄った居酒屋で水割りに目覚めてしまった。
そんなわけで当然、このエンヴェレシーダも水割りでいただくことにした。
一口でわかった。
この芋焼酎、美味い。
水割りにしているのにもかかわらず、パンチが効いている。個人的な感覚では芋焼酎を水割りにすると、多くの場合速やかに口の中に広がる味と香りが楽しいのだが、エンヴェレシーダは少し毛色が違う。
水で割っているにもかかわらず、角が残っているとでも言おうか。この感覚はウィスキーに近い…?樽貯蔵だからこその味わいなのかもしれない。
決してくどいわけではないのだが、存在感の強い味が口に残る。だからこそ、刺し身が進む。
ヒラメも、サワラの炙りも、アジも、どれもいい。
わさびを使わずに、魚の甘みと焼酎の甘み、双方を楽しむのがいい感じだった。
同じく食卓に並んでいたアジフライと一緒に飲むのも悪くなかった。しかしこちらは堀田さんもおすすめしているソーダ割りとあわせるともっと美味しくなりそうだったので、次回はそちらも試したい。
美味しい焼酎をどうぞ
堀田さんとコラボした特別仕様のエンヴェレシーダの入手は今となっては難しい。
しかし通常版であればすぐに購入することが可能だ。
美味しい酒が家にある。
それだけで晩餐は豊かになるものだ。
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