マジかよ「反則級ルアーまで教えちゃうのか…」ブラックバスが釣れちゃう裏技集

世の中、表があれば裏がある。バスのエリアフィッシングにも、常連たちが口を閉ざしたままひっそりと使っている裏技があるのだ。今回、全国のエリアに潜入した覆面捜査員が、その裏技情報を入手。一挙に公開する。「そんなのみんなやってるよ」というのは禁句ですよ。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

【しゃくりあげビッグベイト】しゃくりあげびっぐべいと

今回、シンドラハンでもお世話になったドリームレイク発の情報。

「どの管釣りでもやっている人はいると思いますが、食いが止まった時に釣れたりしますよ」

それが、ビッグベイトのしゃくり上げ&フォール。特に真夏と真冬、バスの活性が落ちてしまったときに、劇的に効くことがあるようだ。ジョインテッドクローでやる人が多いが、だいたいどんなビッグベイトでもシンキングのリップなしタイプなら結果は出せるという。

ジョインテッドクロー178(ガンクラフト)。S字系ビッグベイトの草分けにして代表格。もちろん、この技に最もよく使われているルアーだ。

シンキングモデル、あるいはシンキングチューンしたリップなしビッグベイトを底まで沈める。そして2回連続でしゃくり上げる! そしてカーブフォール。この繰り返しだ。

▼情報源

ドリームレイク

【スイミング・ベローズギル】すいみんぐべろーずぎる

様々なバスの管理釣り場に行って、いろんな話を聞いてきたが、高確率で名前が挙がったのは、ベローズギルだった。特にあずさフィッシングではてきめんに釣れるらしい。

「水面直下を引くんだったら、ベローズギル一択ですね。特に3月とか春が強いですけど、年間通してよく使います」

これは常連さんの話。リグはノーシンカーか、頭にシンカーを打つネイルリグ。それもやや大きめの3.8inがいいという。

「むしろ、3.8inじゃなきゃ食わないくらいです」

ベローズギル3.8in(ジークラック)。これが実際に常連さんの使っていた現物。2gのネイルシンカーが刺さっていた。水面直下をうねうねと泳がせるだけだ。

▼情報源

あずさフィッシング

【先行者の裏読み】せんこうしゃのうらよみ

群馬県の八重笠沼で常連さんに聞いた、技というより術に近い話。

「よく釣ってる人がいたら、リリースしている周辺がポイントになります。逆にその人が狙っていた場所はむしろ釣りにくいんです。だから、同じ立ち位置に立てたら、まず周辺を狙う方がいいですね」

よく釣れている先行者が去ったとき、その人が投げていた場所ではなく、立ち位置の近くがバスも多く、良く釣れる。それも、その人の釣り方を完全にコピーするのではなく、色を変えたり、少しアレンジしたほうが良い。

▼情報源

八重笠沼

【反逆のバベルゼロ】はんぎゃくのばべるぜろ

管釣りトラウトの世界にはいわゆる「豆系」とされるルアーがある。それは、ペレットに特化したスプーンで、最初のフォールとその後の上下運動でペレット育ちの魚に食わせるルアーだ。これは養殖バスにも効果的。特にレギュレーション的に問題なければ切り札として使える。中でも超軽いバベルゼロは食わせ力が半端ない。

バベルゼロウェイトチューン(ロブルアー)タテの動きがペレットを思わせるスプーン。軽いのであまり飛ばないが、その威力はスゴイ。長さ規定があると使えないかも?

▼情報源

宮城アングラーズヴィレッジ

【二重人格スプリット】にじゅうじんかくすぷりっと

ランガンしてバスの居場所を探りたいとき、このヤマセンコーのスプリットショットリグはかなり重宝する。沖に投げて広範囲を探りたいときは、スプリットショットをワームから少し離して使う。カバーの中を探りたければ、シンカーをスライドさせて、ワームにピッタリつける。ルアー付け替えなしで、全域をチェックできるのだ。

これはカバー仕様。スプリットショットをワームにピッタリつければテキサスリグ並みにスナッグレス効果がある。

沖に投げ、広範囲を探るなら、このようにシンカーをワームから離す。シンカーをスライドさせるだけで、ワームの人格が豹変するのだ。

▼情報源

富士見池


※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。