世の中、表があれば裏がある。バスのエリアフィッシングにも、常連たちが口を閉ざしたままひっそりと使っている裏技があるのだ。今回、全国のエリアに潜入した覆面捜査員が、その裏技情報を入手。一挙に公開する。「そんなのみんなやってるよ」というのは禁句ですよ。
→[画像]ブラックバスを釣りまくる裏技広辞苑 写真ギャラリー
●文:ルアマガプラス編集部
【逃げホバ鬼釣り】にげほばおにづり
水戸南フィッシングエリアで取材中、鬼のように釣りまくってる人がいたので、突撃取材。すると、ワームはティムコのスーパーリビングフィッシュだった。リグ的にはホバストなのだが、フックのアイにスナップで接続している。
「シンカーなしだと、これでジャストサスペンドするんです」
更なる利点は、イラストを見てほしい。
▼情報源
【ペレットボイル・裏ルアー】ぺれっとぼいるうらるあー
MAVこと宮城アングラーズビレッジのスタッフからこんな話を聞いた。
「ペレットを撒くと、こぞってペレットっぽいルアーを投げる人が多いですが、実は普通のルアーでも釣れるんですよ」
特に強いのはポッパーのポッピング。ペレットをまくタイミングでは移動距離を極力抑え、一瞬ダイブするくらいのポッピングが有効なのだ。
▼情報源
【マッチ・ザ・チゴイ引き】まっちざちごいひき
バス池に「チゴイ」という小魚をエサとして放した際の最強。ルアーはイモグラブやスモラバで、投げたらボトムまで沈めて、ラインも沈める。そして、ロッドを水に突っ込んで動かすのだ。チゴイはボトムにいて、跳ね上がったりしない。ラインを沈めないと跳ね上がってしまい、見切られてしまう。
▼情報源
【瀕死リグ】ひんしりぐ
キングフィッシャーのスタッフ手塚さんによると、マイラーミノーの瀕死リグが年間通して強いとのこと。リアル系中空ワームの放置系は様々な針の刺し方があるが、このリグは、バランスもフッキング性もいい。リアル系全般におすすめのリグだ。放置だけではなく、シェイクすると死にそうな魚に見えるし、パニックアクションも出せる。何より魚に見切られにくいのだ。この号の取材で東京の恩方国際釣堀場に行った際、ワームOKの第2ポンドで試しに使ってみると、バスが何匹も浮き上がってきてバイト! 簡単に釣ることができた。
▼情報源
【B面直下200本斬り】びーめんちょっかにひゃっぽんぎり
「僕が知ってる限りでは、1日に200匹釣った人がいましたね」
BRGD PONDにて、西方さんからこんな衝撃発言があった。
「それは円盤の下にノーシンカーのワームを通す釣り方で、池を何周もしていましたね」
春の放流のタイミングで、冬を越したバスも動き出して激ハマリしたようだ。
▼情報源
※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。