プロフィッシャーマン田辺哲男が、日々感じること、思うことを週一で声(VOICE)にする語り下ろし連載。
●文:ルアマガプラス編集部
温かい雨予報…、向かうは亀山湖へ
今週は亀山ダムと津久井湖に、2日連続で行ってきました。
亀山は雨予報が出ていて、久しぶりにこういう日もやっておかないとバスにも失礼じゃん?ってことで行きました(笑)。
ところが当日はたいして雨が降らず、季節外れのただ暖かい日でした。
メインはスピナーベイト。
「具付きのスピナベは冬でも食うのか?」っていうテーマは俺の中でずっとあるからさ。
ゆっくり引けるのに、低水温ダメなの?っていう疑問がある。
でも、11月までは絶好調だったのに12月以降は全然釣っていないんだ。
亀山は濁りがあるから、この釣りでもいけるんじゃないかっていう期待もあるから行ってみたわけですよ。
結果は全然ダメでした。
その日は城ノ上(巧)も来てたけど、ノーバイトだった。
彼はフリップギル5インチをスイミングさせる釣りを最近やっていて、それでダメだったってことはスピナーベイトはお呼びじゃないってことだよな。
まだ横の動きに反応する日に当たってないんだろうね。
だから、まだわからない。
ルアーの食う食わないは状況次第だし、ルアーの良し悪しは1シーズンじゃわからないものでもあるから。
シングルコントロールの全部のトレーラーを使い込めているわけじゃないしね。
とまぁ、そんな感じの亀山ダムでした。
翌日、スタッフの福永悠野と津久井湖へ
そして、次の日は福永(悠野)と津久井湖へ。
予報よりは雨は強くなく、そこまで寒さもきつくなかったです。
これはイケるんじゃね?って思わせる雰囲気でしたよ。
テーマは、レイダウンミノー110JPとタダマキ132をそれぞれいじったやつと、ショットディープのストロングバージョンのテスト。
結局、この日もノーバイトでした。
この天候でノーバイトなのかぁって、いろいろ考えちゃったけど、そもそもまだ2月なんだよな。
2月に良い思いしたことなんて少ないし、雨とか風とかで釣れているのは3月に入ってから。
まだ時期が早いのに、暖冬のせいで気持ちだけ先行しちゃってたのかもな。
バスはそのへんちゃんと季節通りの動きをしていますよと、そういう気もする。
もうウン十年もバス釣りをやっていて、そういう真相を掴めないのはどうかしてると思うけどさ(笑)。
2月の暖かい日にノーバイト、その次の日の小雨1日ローライトでもノーバイト。
状況が異なる両日とも太刀打ちできなかったのは情けなかったね。
ただのルアーテストなんだけど、ルアーのテストは俺のすべてなんだ。
仕事でもあり、興味が尽きない部分でもある。
フルスロットルでできるうちはやりたいなと思ってる。
これからもまだまだフルスロットルで行きますよ。
というわけで今回はこのへんで。
来週もよろしく!
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