「締めちゃった…」結束バンドは切断不要で取り外せます。結束バンドの対策・応用した便利グッズもご紹介!

「おいおい、最後の一本なのにギューッと締め込んじゃったよ…」結束バンドは構造上、一度締め込むと緩むことがない。だけど…最後の一本だったのに…そんな状況でもまだ絶望しないで! 締め込んだ結束バンドを取り外しちゃいましょう!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 新製品情報

実は切らずに外せる結束バンド。

釣りからDIYまで幅広く使用することができる結束バンド。通常はケーブルなどをまとめるために使われるナイロン製のアイテムで、他にも「インシュロック」「ケーブルタイ」「タイラップ」「Pan-Ty(パンタイ)」など様々な呼び方ある。釣りをするひとなら釣具収納棚の固定や、ボートの配線固定など馴染み深いのではないだろうか。

結束バンドは大小さまざま。いくつか用意しておくと「いざ」というとき役に立つ。

便利な結束バンド最大の弱点。間違えるて結束したら諦めるしかないのか…?

結束バンドは一度締め込むと取り外しが難しい設計になっている。外れないよう締め込むのだから、簡単に取り外せてしまうと、意味がないのだ。そんな最大最大のメリットである「締め込んだら外れない」という構造は、間違えてしまうと修正不可能、切るしかないというデメリットでもある。それがもし最後の一本だったら…? 考えたくもない状況だ。

ギューと締め込んだら外れない。最後の1本を間違えたと思うとゾッとする。

覚えておいて損しない!ギューッと 締め込んだ結束バンドは外せます!

この記事を検索から見つけた方、もしかして結束バンドを間違えた位置に固定して「結束バンドの外し方」をお探しではないかな? 安心してください、結束バンドは外せます。

用意するのはひとつだけ、細いマイナスドライバーだ。結束バンドの結束部分にある爪の下にマイナスドライバーを差し込んで、爪を持ち上げてみてください。いとも簡単に結束バンドを外すことができる。

結束バンドの頭に細く尖ったものを差し込むときは、できれば輪の内側から行うのが理想。要するにベルトが抜けないようにしている爪を持ち上げることができれば、どちらからでもOKだ。

このときの注意点として、爪を持ち上げる際に結束バンド自体に傷が生じていた場合、結束バンドが本来の結束力を失う可能性がある。安全を考慮して、大事な場面では新品の結束バンドを使用するの良いだろう。