【永久保存版!】イカメタルの基本を全部を学べる動画がXBRAIDのYouTubeチャンネルで公開中!

【SECTION2】アクション解説 4パターンのアクションでイカにアピール

実釣は夕方の明るい時間帯からスタート。
永田「明るい時間帯は、集魚灯でイカを船の周りに集めている状態ではない。ベイトフィッシュが大量に浮いているようなことがない限り、タナはボトムから上5mまでの底付近を重点的に探ります。ただ、イカの誘い方は明るい時間帯も集魚灯が点いてからも一緒です」

永田さんが多用する代表的な誘い方は以下の4つだ。
永田「4つのアクションを組み合わせてイカの反応をみます。ヒットパターンを探るのもイカメタルの面白さなので、いろいろ試して釣果アップにつなげてください」

その1:ワンピッチ

永田「リールひと巻きに対してひとシャクリしながら2、3mをタナを上げます。イカにアピールしながらレンジも探れる基本のアクションといえます。注意点はシャクり終わった後にしっかり止める。シャクリ後、リールを半巻きくらいしてロッドティップの動きを落ち着かせます。このアクションのメリハリが大事でアタリもとりやすくなります」

その2:リフト&フォール

永田「サオを大きくあおって、ゆっくりテンションをかけながら戻して落とし込みます。またはサオをあおってからフリーで落とす。スッテを上下に大きく動かすことでイカにアピールします。アタリはテンションフォールの場合、ティップの動きに注意してアタリがあればすぐにアワせます。サオを戻し切ったらステイ。ここでアタリが出ることも多いです。フリーフォールの場合は、ラインの動きが止まったり、ラインテンションが抜けるようなアタリが出るので、ラインスラックを巻き取ってアワせます」

ワンピッチ同様アクション後にはしっかり止めることが大事。

その3:シェイク

永田「サオ先を叩くように揺らしてピタッと止めます。タナを変えずにスッテを動かしてイカにアピール。シェイクでもポイントになるのが、動かした後の止め。アクションと喰わせの間のメリハリをしっかりつけます。止めた瞬間から5~10秒後にアタリが出ることが多いです」

こちらもアクション以上にアクション後の「止め」をしっかり意識することが大事。

その4:スローリフト

永田「スローリフトは、ゆっくりサオを立てながら仕掛けを引き上げる誘いです。止まっていたスッテをゆっくり引き上げることで、イカのスイッチを入れるイメージです。リフト&フォールと似ていますが、リフトをスローにすることでアタリが出るケースもあります。意外とやっている方は少ないので、ぜひ試してほしいアクションです」

【SECTION3】スッテカラー考察 濃い色、薄い色、グロー系の3系統は必ず用意

動画では赤緑のメタルスッテにドロッパーはブルーグロー系をセレクトして実釣開始。

永田「赤緑の濃い色系とグロー系のどちらにアタリが多いかを探って、カラーを変えながら最終的にはアタリが集中するヒットカラーを見つけます。そのためには濃い色、薄い色、グロー系の3系統のカラーを必ず用意。イカメタルはアンカーを打って船を停めて釣りをするのが一般的で、集魚灯で寄せたイカをスレさせないことも重要。色数が多いほど釣果も上がりやすいです」

【SECTION4】ロングエダス仕掛けについて ショートタイプとの使い分けと使い方のコツ

動画にはショートタイプのエダスからロングタイプの仕掛けに替えた途端、ヒットする場面も収められている。

永田「ショートタイプの仕掛けに反応がなく、エダス長40cmのロングタイプでドロッパーをナチュラルに動かしたらアタリが出ました。使い方のコツはエダスが長い分、誘いを入れてから仕掛けが潮に馴染むまでに時間がかかるので、ステイの時間を長めにとります。シェイクなど激しく動かすときはショートタイプを使います」

【SECTION5】タナの探り方 指示ダナを誘い上げと誘い下げで攻略

集魚灯が灯り、ベイトフィッシュやイカの群れが浮き出したら、その泳層を狙うと釣果に直結。

永田「船長が魚探に反応が出ている水深を教えてくれます。例えば水深18mという指示があれば、底から水面下18m付近まで誘い上げてくる。2m刻みくらいで細かく誘い上げます」

永田「逆に誘い下げの方法もあります。リールのクラッチを切ってサミングしながらサオを立てて糸を出す。クラッチを戻してサオ先を下げればサオ一本分、スッテが沈んだことになる。誘いを入れてステイでアタリがなければ、また落とす。あるいはリールのフォールレバーを使ってゆっくり落とし込むスローフォールによる誘い下げも有効です」

竿1本分ずつ仕掛けを落としていく。

フォールレバーがあればよりスローな誘いができる、

ラインの変化はアタリなので見逃さないようにしたい。

【SECTION6】ショートロッドの有効性 高活性時にシェイクでアタリ連発が狙える

動画内で永田さんはイカの活性が上がってきたと察知すると、ショートロッドに持ち替えた。

永田「激しいアクションでもアタリが出るときは、先調子のショートロッドで攻めます。短いほうが取り回しやすく、激しめのシェイクなどロッドワークが思い通りに行いやすい。当然、仕掛けはショートタイプです」

【SECTION7】アタリのパターン ティップの動きで感知。入る、戻る、揺れるを見逃すな!

アタリはロッドティップの動きで見るのが基本。代表的なアタリの出方は3つ。

永田「アタリは誘った後のステイ中に出ますが、1つはティップが引き込まれるアタリ。イカがスッテを抱いて引っ張ったときに出るアタリです」

永田「2つめはスッテの重さでもたれていたティップが戻るアタリ。イカがスッテを抱いて持ち上げるとテンションが抜けて曲がっていたサオ先が戻ります」

永田「そして3つめがティップがフワフワと揺れるようなアタリ。イカがスッテを抱いて引っ張りも、持ち上げもせず、その場に止まっている状態。波があるときはティップが上下して判断しづらいですが、波のリズムとは違うサオ先の揺れなど違和感があればアワせます。空振りでもそれが誘いになって、次のアタリを呼ぶことがあります」

【SECTION8】アワセのパターン。ゆっくりロッドを持ち上げるようにカンナを刺す!

永田「ケンサキイカは小型ほど瞬間的に強くアワせると身切れしやすいです。アワセはゆっくりロッドを持ち上げるような感じでテンションをかければ十分かかります。先調子の硬めのショートロッドほど緩いアワセで優しく刺すくらいのほうがキャッチ率が上がります」

身切れを防ぎ、キャッチ率を上げるアワせ加減は動画をチェックしよう。

【SECTION9】やり取りの方法 一定のテンションを保ちながら巻き上げる

ケンサキイカは身切れしやすいので、かけた後のやりとりもバラシに注意。

永田「キャッチ率を上げるには、焦らず一定のテンションでゆっくり巻き上げます。イカが引いているときに強く巻くと足が切れたり、バラシの原因になります。ただし、かけたイカを捕食する魚がいるときは、できるだけ早く巻き上げます」

まとめ!

【SECTION1】のタックル解説から【SECTION9】のやりとりまで、イカメタルの要点を頭に入れておけば戸惑うことなくイカメタル入門が可能。動画を観て、誘いなどの所作をイメトレしておけば釣果アップも望めるはず。イカメタル釣行前は、YouTube XBRAIDチャンネル『[数釣り対応!] イカメタル完全マニュアル』を必ずチェックだ!


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