「タマン、オニカマス、ミナミマゴチ…」まさに名人芸。沖縄で多種多様な魚を釣り上げる男が上陸。

2024年3月2日(土)の「THEフィッシング」は、都市部の河川や湾港で盛り上がりをみせている「アーバンチニング」。フリーリグスタイルという新たな釣法によって、圧倒的な釣果につながる注目のゲームフィッシングだ。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

「THEフィッシング」名手が挑む! 真冬の沖縄アーバンチニング

フリーリグチニングが南国沖縄でも流行しつつあるということで、釣行するのがこのゲームの第一人者、‘もりぞー’こと森浩平。

大阪淀川をメインフィールドに年間2000尾を釣り上げる名手だ。決してチヌのハイシーズンではない2月の沖縄に乗り込み、今まで培った経験と技術でチャレンジする。

今回のフィールドは、沖縄本島北部、チヌの魚影が濃いという屋我地島(やがじしま)周辺。青い海と山の緑が眩しい。今沖縄のチヌの活性はどんな状況なのか?巻のスピード、ルアーのアクションに変化をつけながら探っていくと、ひったくるようなアタリが。あがってきたのは沖縄らしい一尾、タマン(ハマフエフキ)。

もりぞーも思わずニヤリ。その後も、オニカマス、ミナミマゴチなど南国ならではの魚たちを釣り上げる。あらためてフリーリグのチニングは様々な魚種が釣れる、ワクワク感満載の釣りと実感。

お昼御飯のソーキそばをたいらげ、「そろそろ本命を狙いたい」というもりぞー。向かった先は強風吹き荒れる塩屋湾。風によって岸に溜まるベイトを狙うチヌがいると読んだ。

アタリを取りやすいベイトタックルを信じ、風表でキャストを続ける我慢の釣り。30分後、竿が大きく曲がった。あがってきたのは銀色輝く沖縄のチヌ、ミナミクロダイ。「狙い通り」とサングラスの奥の目が笑っている。ハイシーズンでなくとも、魚の活性に応じたテクニックと読みでチヌは確実に釣れることを証明した。

翌日は大物を目指し湾港へ。引き潮のタイミングで沖のブレイクをめがけキャスト。すると、強烈な引きからあがってきたのは、釣り人が憧れる超高級魚だった…!?

南国で魅せる、名手の攻略法、本州ではなかなかお目にかかれない魚たち、どうぞお楽しみに!


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