ハードルアーのイメージが強いメガバスだが、37年に及ぶ歴史の中にはいくつもの名作ソフトベイトが存在している。2024年はそんな歴史に新たな1ページを刻みそうな新製品が登場。かわいい名作「ハゼドン」シリーズの最新作だ!
●文:ルアマガプラス編集部
メガバスとソフトベイト
1986年にスピナーベイトの「Vフラット」からルアー開発の歴史がスタートしたメガバスに対して、ハードベイトのイメージが強いアングラーも少なくないだろう。
しかしながら、37年に及ぶ歴史の中には、いくつもの名作ソフトベイトも誕生している。
対カバー用ワームとして、ノーシンカーバックスライドで愛用される「TKツイスター」。
今や魚種の壁を超えて活躍する「ボトルシュリンプ」。
これらは現在進行系で愛用されている名作ワーム達だが、加えて1994年に登場したロングセラーワーム「ハゼドン」の名を挙げるアングラーも少なくないだろう。
デザイン幅の少ないピンテール系ワームに「ハゼ」の個性を与え、複雑なボディラインが多彩なトリッキーアクションを生み出す名作中の名作だ。
シャッドテールのついたハゼドン
そんなハゼドンの登場から18年後の2012年。新たな「ハゼドン」が誕生している。
『ハゼドンシャッド』。
3Dアイ付きのハゼドンフェイスのシャッドテールワームであり、フィネスに使える3インチモデルと琵琶湖対応の4インチモデルを展開。後に3インチモデルをそのままサイズアップした4.2インチモデルも登場している。
とくに3インチモデルは淡水・海水を問わない活躍を見せ、ダウンショットやジグヘッドなどで愛用されることが多い。
縦扁平ボディながらスリッドが入ったデザインでフッキング性能もよく、シャッドテールも極薄にデザインされた意欲作だ。
ハゼスト(メガバス)
そしてハゼドンシャッド誕生からさらに12年。
よりフィネスな展開にも対応する、絶妙なデザインの新たなた「ハゼドン」が登場する。
それがハゼスト。
ハゼドンシャッドに近いボディデザインだがテールはシャッドテールではなく、独自のうちわ型を採用。
よりリアルなシルエットになっているだけでなく、付け根に突起をもたせることで水噛みを確保し、シャッドテールでは生み出せない微細な振動でのアプローチを可能にしている。
ダウンショットリグと組みあせた繊細な食わせの釣りはもちろん、ジグヘッドと組み焦れば新規テール形状により、ハゼドンシャッドとは異なるアピールのミドストも可能に。
3.4インチという絶妙なサイズ感は、あらゆるフィールドで活躍してくれるはずだ。
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