「一番人間に近い魚 、それがブラックバス。カッコいいし、かわいい」アメリカのバスは本能的。日本のバスは理性的。

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ヒロ内藤さんに聞いた ちょっと興味深い話

藤田 「今年の2月に、ヒロ内藤さんにお会いした際、聞いた話なんですけど。ヒロさんの家にはプールというか、魚を飼っている池があるんですね。ヒロさんのお姉さんいますよね? あの宇宙飛行士の方」

― 向井千秋さんですよね。

藤田 「そのお姉さんが宇宙船にコイを一匹だけ連れて行って、実験をすることになったらしいんです。それは、やっぱり大事な実験ですから、選りすぐりのコイを選ばなきゃならない。その大役をヒロさんが任されたらしいんですよ。庭のプールにいっぱいコイを放流して」

― それは面白い。重責を担っちゃいましたね。

藤田 「選ぶまでに、いろいろテストするらしいんですけど、そのために脳の専門の先生が来たらしいんです。医者だか学者だかわかりませんが、内藤さんの飼っているコイ一匹一匹の脳を調べたらしいんですよ。そうすると、やっぱり一匹一匹脳が違っていて、性格があるらしいんです。その先生、たとえば『このコイはちょっと臆病だ』とか、コイの性格をヒロさんにいうんですね。そこでヒロさんが観察していると、コイが本当にそういう行動をするらしいんです。その先生が言った通りの行動を。それぞれのコイが。それでヒロさんは、魚にも一匹一匹に性格があるって事を思い知ったらしいんですけど」

― それは面白い話ですね。バスじゃなくてコイという点が気になりますが(笑)。

藤田 「ヒロさんは、コイにもあるんだったらバスにもあるよ、みたいな感じで思ったらしいです。バスの脳みそを調べたら面白そうですね」

― その先生、魚類の脳科学者だったんですかね? それとも人間の?

藤田 「いや、そこまでは知りません。でも、NASAが派遣するぐらいだから、超素晴らしい頭脳の持ち主なんだろうと思います」

― コイも実は人間に似ているのでしょうか?

ブラックバスはかっこかわいい魚

藤田 「でもバスはやっぱり魅力的な魚ですよね。ちっちゃい頃とかに何も知らずにこう… 図鑑みたいなのを見ていても、ブラックバスが出てくると惹かれるものがありました。もうパッと見だけで違うな……みたいな」

― 今も思いますか?

藤田 「今でも思いますよ。やっぱりなんかかっこいいし、可愛いしみたいな感じ。僕は『かっこかわいい』とよく言ってるんですけど、バスって、かっこかわいいです。その点では、スモールもかわいい気がします。スモールとラージ、本当にかっこいいし、かわいいです。うん。ほかの魚にはない。なんかあれですよね。やっぱりバスが好きな人って、まあ僕も含めてですけど、そういうものは何か感じていると思いますよ」

― かっこかわいいっていうのがいいですね。気に入りました。やっぱり藤田さんは凄い。バスと会話ができている人だと思います。


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