[こんなにあるの!?]3月リリースのDAIWA新製品リールを一挙に紹介!

1月から2月にかけて開催された釣り具の大型展示会にて発表された、DAIWAの新型リールがそろそろ店頭に並び始める時期となった。そこで、3月の発売を予定している、主にルアー用のリールを中心に一覧でチェックしていこう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

ベイトリールに革命を起こしたIM Zに200シリーズが新登場!

アングラーそれぞれのスタイルや個性に合わせて、リール自体の性能が寄り添いう、成長型ベイトキャスティングリール、それがIM Zの特徴だ。具体的には、DAIWAコネクティングシステムと呼ばれる、アプリを使用したリールの管理で、本体のアップデートや拡張性を備えている点で、他のリールとは違う、新たな次元を切り開いたモデルと言えるだろう。このIM Zに新たに加わるのが200シリーズ、IM Z TW 200-Cとなる。

IM Z TW 200-C[DAIWA]

200シリーズに搭載されるスプールには、DAIWA MAGFORCEブレーキシステムの特性をフルに盛り込まれている。LCコンセプトだけでなくSVコンセプト、さらにはPEライン使用時の超遠投スタイルまで、様々な使用シーンにおいてスプール特性が検証されている。具体的には、ラインを巻いた状態でのスプールユニット単位におけるウェイトバランスを調整。また、インダクトローター形状も新規に開発されている。

DAIWAブレーキコンセプト。

IM Z TW 200-Cは、LIMITBREAKER搭載スプールとはコンセプトを異にする。そのポテンシャルを使いやすさ・扱いやすさの方向性に大きく振った結果、ルアー重量10g前後~110g(4oz)まで幅広いタイプを安定してキャストできる性能を実現。φ38mmの大口径スプールでありながら、使い易さとスムーズなキャスト性能を手にしている。

ベイトキャスティングリールとしての高い基本性能を実現

IM Z TW 200-Cには、シリーズ初となるギア比7.3(ハンドル1回転87cm)が展開される。また、巻きの釣りに対応する90mmAL製ハンドルに、新型ハイグリップIシェイプパワーラージノブ(S)を初採用。さらに、“HYPERDRIVE DESIGN”、“TWS”、 “DAIWA CONNECTING-SYSTEM”、 “INTELLIGENT MAGFORCE”を採用することで、ベイトキャスティングリールとして高い基本性能も確保されている。

フレッシュウォーター・ソルトウォーターどちらのフィールドにも対応でき、ターゲットを問わず、安定した使用フィールをアングラーにもたらすポテンシャルを持つのが、IM Z TW 200-Cの美点と言えるだろう。

DAIWAコネクティングシステムに対応し、使うほどにアングラーに寄り添う仕様

そしてIM Z TW 200-CシリーズもDAIWA CONNECTING-SYSTEMに対応。基本となる4つのブレーキモードに加えて、「釣行回数5回達成」と「総飛距離10.0km達成」のバッジを獲得すれば(インストール条件を満たせば)2023年10月30日に配信をスタートした「PEロングキャスト」の使用も可能となる。

IM Z TW 200-CシリーズもDAIWAコネクティングシステムに対応する。

また、バスフィッシングへの適性が高い200-Cは、アングラーが自己分析するためにより有益なデータの収集・蓄積により、数値などの客観的なフィードバックでゲームをサポートしてくれる。

拡張性を持つ、インテリジェントマグフォース

スプール回転をコンピューターが検知・解析し、最も効率的なブレーキ力を、各種モード毎にデジタル的にコントロール。実釣中でもアクセスしやすい、サイドプレート外部に設置されたコントロールスイッチで操作するだけで、任意のブレーキ設定へ瞬時に切り替えることができる。

コントロールスイッチ
パーミング側サイドプレート部にコントロールスイッチが配置されいている。

遠投性能を優先するモードの他にも、アゲインストの風やスピナーベイトなどの空気抵抗の大きいルアー使用時のブレーキ制御も、高い次元で行うようセッティングされている。小型軽量のルアーからヘビーなルアーまで、スプールを入れ替えることなく幅広く対応。つまり、釣りの効率が向上し、魚との対峙により高い集中力をキープできる環境を作ることができるはずだ。

【DAIWAアプリで製品登録すれば、新たに3つのブレーキモードが付与される】

また、DAIWAが配信するアプリを通じて、リール本体をアップデートすることで、新たなブレーキモードを追加することも可能だ。それぞれスプール入れ替えに対応する200スプールと、LIMITBREAKERスプール。従来機種で対応するスプールカスタム同様、スプール特性に応じた異なるキャストフィールが発揮できる。

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