ここ数年で耳にする機会が増大した「SDGs」。その達成に向け各国、各業界でさまざまな施策がおこなわれているが、釣りの世界でも本格的な取り組みがはじまっている。JB日本バスプロ協会、NBC日本バスクラブの山下茂会長が陣頭指揮をとり、いよいよその活動を体現する施設がオープンする。その名も「SDGsまなび館」。楽しみながらSDGsが学べる、新しい観光施設だ。
●文:ルアマガプラス編集部
風光明媚な富士河口湖町で遊ぼう学ぼう!
3月22日にオープンする『SDGsまなび館』があるのは山梨県の富士河口湖町。バス釣りが盛んな河口湖の北側に位置する大石ペンション村の一角だ。
大型観光バスにも対応する広い駐車場を完備しており、多くの集客による啓蒙活動への強い意志を感じとることができる。
平屋建ての建物は『まなび館』と『ふじさん館/生分解性釣具・生活用品研究所』の2つが並ぶ形で立てられており、その屋外にはベンチやテーブル、バーベキューコーナーも備えられている。
まなび館
屋内の壁面にはSDGsの17の目標を個別に紹介するパネルが展示されている。
奥の大型スクリーンでは、SDGsについて紹介する特別映像を上映。大型のスイッチモニターでは知りたい目標をさらに学べる映像も視聴することができる。貧困や飢餓、児童労働、紛争の資料展示、フェアトレードのブランドマーク一覧も展示されるほかプロのバスガイドが案内する富士山と富士五湖の映像も放映されている。
ふじさん館
ふじさん館は、生分解性釣具・生活用品研究所を含む建物。JB日本バスプロ協会やNBC日本バスクラブ、認定NPO法人日本釣り環境保全連盟が進めてきたこれまでの釣り環境保全の取り組みについての展示や、河口湖に生息する魚介の展示や放映などを行っている。
生分解性釣具・生活用品研究所には、3Dモデリングマシンや生分解性ルアーや生活用品を生産できる製造機が置かれており、その様子を見学することも可能。体験プログラムとして生分解性ルアーの組立塗装にトライすることもできる。生分解性ルアーが実際に水に溶けていく経過が観察できる展示も。
SDGsまなび館で体験できること
当日受付可能な体験プログラムの例
- 生分解性ルアー組立塗装(約2時間):1人税込2000円(団体割引あり)
- ミニ苔テラリウム制作(約30分):1人税込700円(団体割引あり)
- マイクロプラスチックを探そう(約15分):1人税込10円
ほか
事前予約が必要な体験プログラム
- 残布等を活用した人形制作
- ドローン操縦体験
- 森のかんばつ
- 記念植樹
オプショナルツアー(要予約)
- バスフィッシング体験
- 星空レクチャー体験ツアー
- ドーム船ワカサギ釣り
- ゴミ削減ワークショップ
ほか
詳しくは富士河口湖町観光情報サイト内SDGsまなび館紹介ページをチェック!
SDGsまなび館
住所:〒401-0305 山梨県南都留郡富士河口湖町大石2790-6
協力:環境省、(株)NHK文化センター、三菱UFJ&リサーチコンサルティング(株)、(株)GSIクレオス 住友重機械工業(株)プラスチック機械事業部、(株)グランツ、(株)TBWA HAKUHODO、(公社)やまなし観光推進機構、富士急行(株)、(一社)富士河口湖町観光連盟、総合学園ヒューマンアカデミー
技術協力:ベイトブレス、後藤化工株式会社
運営:(株)T・S、認定NPO法人日本釣り環境保全連盟、JB日本バスプロ協会、NBC日本バスクラブ
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