「売れすぎだろ…」爆売れコンパクトSUVが受注再開。なんでこんなに人気なんだ?

ルアマガプラス編集部の隣には兄弟サイト「月刊自家用車WEB」編集部のデスクがズラリと並んでいる。そこで、釣り車として最適なトヨタ・ヤリスクロスを、車の専門家に解説してもらったぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

春の新車購入 おすすめ釣り車 トヨタ・ヤリスクロス

この春に新社会人となる釣り人の中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんな釣り人にこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではこの春に注目してほしい、ヤリスクロスのガソリン車をピックアップ。納期の遅さは少し気になるが、価格と性能のバランスの良さは国産車の中でもトップレベル。初めてのクルマにふさわしい実力モデルなのだ。

全長☓全幅☓全高は4185☓1765☓1580mm(※GRスポーツの数値)。初めてクルマを購入するという釣り人にとって、運転しやすいサイズといえる。

待望の受注再開! 一部改良で値引きは少し引き締められたが、同士競合で良い条件を狙うべし

昨年は品薄の影響で受注が一時停止するなど、狙いにくいモデルの筆頭でもあったが、今年1月に実施された一部改良に合わせて受注を再開。コンパクトSUVの人気モデルとして復活を果たした。

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一部改良の影響もあって、黙って座っていると7~8万円で商談をまとめてこようとするが、ライバルとの競合をほのめかすことで値引きの拡大を狙うことができる。競わせる相手は他メーカーのライバル(キックスやヴェゼルなど)よりも、経営資本が異なるトヨタディーラーと競わせるのがベター。最新納期は4か月からが目安だが、ツートーンカラー車は少し納期が長くなっている。

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ヤリスクロスって、どんなクルマ?

高い全高とボクシーなデザインにより、サイズ以上に広いキャビンを実現。後席が手狭なヤリスに比べると、後席&荷室の余裕や使い勝手は一枚上手で、ワゴンのような万能タイプのモデルに仕立てられている。

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ガソリン車のパワートレーンは、1.5LのダイナミックフォースエンジンにダイレクトシフトCVTの組み合わせ。

全開加速こそ排気量なりの力感だが、巧みなCVTとの統合制御のおかげで、実用域ではパワースペック以上に余力感のあるドライブフィールが楽しめる。このクラスのガソリン車の中ではトップクラスの燃費性能を持つことや、優れた安全運転支援機能(トヨタセーフティセンス)が標準装備されているなど、タウン&レジャーに適した性能と装備が備わっていることも大きな魅力だ。

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キャビンはこのクラスとしては平均的なサイズ。ただヤリスがフロント優先の設計で2名乗車を前提にしているに対して、ヤリスクロスは後席の快適性も考慮した設計で大人4名が無理なく座ることができる。

荷室は4:2:4分割機能を備える。格納時はフラット床面になるなど使い勝手も悪くない。街中からレジャーまで、幅広い用途で活躍することができる。

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ヤリスクロスのオススメグレードは「G(4WD)」

ガソリン車とHEV車を比べると、その価格差は約38万円。燃費の差を考慮しても、コスパはガソリン車の方が上だ。

ガソリン車には5つのグレードが設定されているが、オススメは中間グレードの「G」。「Z」や「GRスポーツ」に比べると内装&シートの加飾レベルは控えめだが、ディスプレイオーディオなどの利便装備が標準装着されていることが強み。「X」では選択不可となっているBSMをOPとして追加することも可能だ。

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駆動方式の選び分けは、4WD車はFF車に比べると約23万円高になるが、リヤサスが独立懸架式に変わることで、走行性能の底上げが期待できる。予測のできない釣り場に赴く機会の多い釣り人ならば、積極的に4WD車を選んで損はないだろう。


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。