「ハイセンスな色気がムンムンと…」オシャSUV戦国時代の決定版か? しかもディーゼルターボ車の動力性能は優秀ときた。

ルアマガプラス編集部の隣には兄弟サイト「月刊自家用車WEB」編集部のデスクがズラリと並んでいる。そこで、釣り車として最適なマツダ・CX-3を、車の専門家に解説してもらったぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

春の新車購入 おすすめ釣り車 マツダ・CX-3

この春に新社会人となる釣り人の中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんな釣り人にこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではマツダ・CX-3をピックアップ。設計年次からするとモデル末期のクルマになるが、走りの良いSUVを求める釣り人にとってはまだまだ狙う価値は高い。ぜひ検討して欲しい一台なのだ。

値引きは引き締め傾向だが、ライバル車との競合で良い条件を狙いたい

昨年秋に実施された商品改良をきっかけに、値引きの引き締め傾向が続いている。販売店によっては「値引きの基本は5万円です」とジャブを打ってくるケースも見受けられるほどだ。

[写真タップで拡大]

ただ、ヤリスクロスやヴェゼルを競合させていくと、値引きはしっかりと拡大していく。この春は付属品の値引きを含めて20万円以上は狙っていきたい。

[写真タップで拡大]

改良直後は納期が少し長めになっていたが、年明けを目処にかなり改善されており、いますぐ契約すればGW後の納車が期待できる。

マツダ・CX-3って、どんなクルマ?

全長は4275mm、全幅は1765mmと、1.5L級のコンパクトSUVとしては少し大きめだが、スタイリング優先の設計もあって、後席居住性はこのカテゴリーでは低め。キャビン実用性を重視する釣り人にはオススメしにくいモデル…だが、走り視点で見るならば、たくさんの優れた魅力を持つ有力候補に躍り出る。

[写真タップで拡大]

ベストのパワートレーンは低速域から力強いトルクを発揮する1.8Lディーゼルターボ車(130PS/27.5kg・m)だが、1.5Lガソリン車(111PS/14.7kg・m)も回して味がある小気味良い加速が楽しめるなど、スポーティな雰囲気でいっぱい。マツダらしく、走りの質で勝負できるモデルだ。

[写真タップで拡大]

引き締まったサスチューニングは少々路面当たりが強いものの、高速や山岳路で優れた安定性と精度感の高い操縦性を実現。ファントゥドライブを求めるドライバーにオススメできる。

[写真タップで拡大]

マツダ・CX-3のオススメグレードは「15S ツーリング(2WD)」

ガソリン車には標準仕様として15S ツーリングが設定されているが、それとは別に「アーバン ドレッサー」と「ビビット モノトーン」という内装を豪華に仕立てた特別仕様車も選択可能。ともにシート地はクロス素材から、合成皮革を用いたハーフレザー仕様に変更され、加飾も上級モデル顔負けに仕上げていることが特徴だ。

[写真タップで拡大]

マツダコネクトや8.8インチディスプレイ、ADAS関連機能(衝突軽減ブレーキやACC、360°周辺モニターなど)は全グレード標準装着のため、標準仕様の15S ツーリングでも実用性は十分。

[写真タップで拡大]

迷ったら15S ツーリングを選んでおけばいいのだが、マツダ車は1ランク上に仕立てた内装加飾が楽しめることも魅力のひとつ。15S ツーリングとアーバン ドレッサーの価格差は約25万円ほどと価格差はそれほどでもない。

[写真タップで拡大]

ピュアホワイトのシートカラーは好き嫌いが出てしまうタイプだが、キャビンの雰囲気が好みならば、こちらもオススメだ。

[写真タップで拡大]

ちなみにディーゼルターボ車は動力性能面で秀でており、性能優先ならばこちらが明らかに上だが、標準仕様のXD ツーリング・2WDでも価格が279万6200円と、少し高めの価格設定。コスパ視点はガソリン車の方が優れている。

[写真タップで拡大]


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。