釣り車としてオススメな車種をご紹介。今回は発売前から大注目を浴び、発売後も高い人気を誇るミツビシ・デリカミニ。レジャーテイストを巧みに取り入れたキャラがその人気の要因だろう。釣り人に限らずアウトドア全般の趣味を持つ方や、街乗り主体でも良いクルマを探している方は必見!
●文:ルアマガプラス編集部 ●引用元:月刊自家用車WEB
釣り車に超絶オススメ ミツビシ・デリカミニ
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発売時は、事前の予約の段階で1万6000台を超える注文を集めたことが話題となったように、発売から好調なスタートを切ったデリカミニ。ただ、昨年末の時点での納車状況はかなりゆっくりな動きで、デリバリーが開始された5月から7月まで3か月の登録台数は5365台。年明け時点で、まだまだ多くのバックオーダーを抱えていることが推察されていた。
デリカミニの値引きはかなり渋め。納期も軽自動車としては長い
まもなくデビュー1年を迎えるが、その人気に陰りなし。街を走っていても見かける機会が増えてきた。メーカー&販売店としても大事に長く売っていきたいという想いが強く、その結果、値引きは控えめ。
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昨年末頃で5万円程度で話をまとめようとしてくるという情報もあった。現在に至っても、おとなしく商談を進めると7~8万円程度でストップがかかることが多い。商談のライバルとしては、スズキ・ハスラーとダイハツ・タフトが鉄板の相手。販売が落ち着きつつあるこのタイミングで、競合のN-BOXをぶつけるのも効果的になるだろう。
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デリカミニのグレード選びは間違いなく4WD車。ターボで上級装備のT Premiumの4WD車がベストバイ!
デリカミニに設定されるグレードは、NAエンジン搭載車が2グレード、ターボエンジン搭載車が2グレードの合計4タイプが用意。それぞれにFF車と4WD車を選ぶことができる。
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まず最初に決めたいのはどちらの駆動方式を選ぶかということ。少し乱暴に言ってしまうと、FF車は内外装をレジャー志向で仕立てた平均的なスーパーハイト軽であるに対して、4WD車は大型のデフ機構やサスチューンなど、ミツビシが長年培ってきた悪路走破を意識した設計が注がれている。
スーパーハイト軽としてできる範囲で、最良の悪路対策が施されている。FF車と4WD車の価格差はおおよそ16~20万円。経済性も大事な軽自動車だけに大きな差であるが、デリカミニの魅力を余すことなく体感できるのは、間違いなく4WD車だ。
渓流つりなどでは、足場の悪い山道を走ったりするため4WD車は外せない。エリアトラウトでも川沿いの未舗装道路を走ることも多々ある。自分のよく行く釣り場にあわせて選択するのも良いだろう。
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パワートレーンは、NA車も、ターボ車も、小型モーターによりエンジンアシストが加わるマイルドハイブリッド仕様なので、市街地中心という使い方ではあまり差を感じにくい。ただ高速長距離ではターボの方が高速域での余裕が高まるので、釣り場までの遠征が視野に入っているのならばデリカミニのターボ車を選びたい。
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標準仕様(GとT)とPremium仕様(G PremiumとT Premium)の違いは、主に機能装備によるもの。Premium仕様は、運転支援のマイパイロットやアルミホイール、デジタルルームミラー、ステアリングヒーターが標準装備され、リヤビューカメラの機能も上級タイプ(マルチアラウンドモニター)にアップデートされる。グレードによって2WDと4WDの価格差は少し異なるが、TとT Premiumの4WD車同士で比べた価格差は、おおよそ14万円ほど。マイパイロットが標準になることを考えれば、グレードの中で最も価格は高くなるが、T Premiumの4WD車が買い得だ。
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