「やっぱり人気やんけ!」オラ顔ちょいワル? いやいや優等生に決まってます。トヨタの人気ミニバンおすすめグレードとは

ルアマガプラス編集部の隣には兄弟サイト「月刊自家用車WEB」編集部のデスクがズラリと並んでいる。そこで、釣り車として最適なトヨタ・ノア&ヴォクシーを、車の専門家に解説してもらったぞ!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

春の新車購入 おすすめ釣り車 ノア&ヴォクシー

全長☓全幅☓全高:4695☓1730☓1895mmのミドルサイズに、広いキャビンをパッケージした1BOX型ミニバン。ファミリー層をメインターゲットにする、ミニバンの基本コンセプトに忠実なモデルだ。広いキャビンがあるので釣り人からの人気も非常に高い。

[写真タップで拡大 高画質]

クラストップレベルの実用燃費を実現するHEV(ハイブリッド)や、駐車からロングドライブまで幅広く対応する運転支援機能の充実ぶりなど、装備機能の充実ぶりも人気を集める理由のひとつ。

[写真タップで拡大 高画質]

先代に比べると上級グレードは少し割高にも思えるが、ベーシックグレードの実用性の高さは大きな魅力になっている。

[写真タップで拡大 高画質]

ヴォクシーはエアロボディ車のみの設定。このモデルは「S-Z」。

走り&パワートレーンについて
基本的には多人数乗車など負荷の大きな走りでの安定性を重視しているが、歴代モデルの中では最も乗員快適性に優れており、特に路面からの振動や騒音は大きく減少している。

[写真タップで拡大 高画質]

動力性能はHEVが上位設定で、実用域から高速走行、登坂などで1ランク上の余裕を示すのだが、ガソリン車の余力感や実燃費も内燃機車としてはかなりの優等生。

[写真タップで拡大 高画質]

長距離釣り遠征で高速走行などでの高負荷走行の機会が多いならばHEVをオススメするが、街中中心という使い方ならばガソリン車でも十分だ。

[写真タップで拡大 高画質]

ノア&ヴォクシーのおすすめグレードは「ノア ハイブリッドG(2WD)

まずパワートレーン選びに関しては、ノアの場合だと、HEVとガソリン車の価格差は約35万円。HEVは動力性能と燃費の2つで1ランク上の性能を持つので、この価格差は出していい出費と言えるだろう。

[写真タップで拡大 高画質]

グレードは、HEVもガソリン車も「X」「G」「Z」と、エアロ仕様の「S-G」「S-Z」を設定(ノアの場合)。「S-G」と「S-Z」は、内外装を専用デザインとしたスペシャリティ志向のグレードで、基本的な装備機能は標準ボディの「G」「Z」と同じと考えていい。

[写真タップで拡大 高画質]

ミニバンとしての基本性能の高さは、ベーシックな「X」でも実感できるが、「X」はディスプレイオーディオがOPで、ホイールもスチール仕様、さらに内装加飾もシンプル仕立てと装備内容が少し見劣りしてしまう。

[写真タップで拡大 高画質]

装備と価格のバランスが良いのは、その上にくる中間グレードの「G」。「X」に対して約30万高になるが、標準装備となるものが増えることで「X」で不満に感じていた部分の大半をカバーしてくれる。

最上級の「Z」は、バックモニターの標準化やメーター液晶の大型化(7インチ)、トリム類&シートのハーフレザー仕様への変更、パワースライドドアが両側対応と装備水準がさらに高まるが、「G」に対して約30万円高。価格と装備のバランスの良さは「G」の方が上だ。

納期遅れは値引き額でカバー! 買い得感でも勝負できるトヨタの人気ミニバン

納車は変わらず厳しい状況だが、そのデメリットを値引きの拡大でカバーしてくれる傾向が強い。付属品を含んだ値引きだと30万円は十分に狙うことが可能。商談のライバルとしてはステップワゴンやセレナになるが、セールスマンは思ったよりも反応はしない。経営資本が異なるトヨタのディーラーを競い合わせる「同士競合」を狙うのがオススメだ。納期はガソリン車なら6か月〜、ハイブリッド車なら10か月〜というのが目安になっている。

[写真タップで拡大 高画質]


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。