ロッドやリールなどは『釣り』を成立させるために必須なアイテムだ。だがしかし、『釣り』を『疑似狩猟行為』から『趣味』へと昇華させるためには、アクセサリー類も欠かせない。ラインクリッパーやシャープナー、スナップホルダーetc。持ち運びたいアイテムは様々あると思うが、それらを整理し、効率よく扱うためにピッタリなアイテムも存在するのだ。
●文:ルアマガプラス編集部
小物類はどう持ち運ぶ?
釣りを快適にしてくれる製品はちょっとしたモノであることが多く、さほど大きくもないだろう。
もちろん無くても釣りはできるのだが、ちょっとした瞬間の快適さに大きな影響を及ぼしかねない。
そのために意識したいのはやはり「持ち運び」。
紛失せず、それでいて使いたいときにサッと取り出せる。
ある種の矛盾をはらんだ要望だが、それを解決する「小物」がまた存在している。
それが通称「ピンオンリール」と呼ばれるアイテムたちだ。
今回は今年の4月に発売されるピンオンリール『カラビナリール900 TYPE B(DAIWA)』を例に、その便利さを紹介していこう。
伸縮自在のコードが小物の整理に最適!
キーホルダーの様な形状をしたアイテムで、『カラビナリール900 TYPE B(DAIWA)』は上の部分がカラビナのようにワンタッチでD管やベルトループに取り付けられるようになっている。
Dマークの内部にはコードが収納されており、このアイテムでは最大90cmまで引き出すことが可能。
また手を離すと自動で巻き取ってくれるすぐれものになっている。
紐の先端はダブルスナップ仕様。2つの小物をセットすること出っ張りの少ないスナップなので、コードが絡みにくいのはありがたい。
フィールドで使うとわかるその便利さ
それでは実際にフィールドではどのように使うのかを見ていこう。
フローティングベストの肩口に設けられたD管にセット。
ラインクリッパーとシャープナーを取り付けてみた。
取り付けたのとは反対側の手を伸ばせばすぐに届く位置であり、シャープナーを使ってフックを研ぐのも容易となる。
腰巻きの自動膨張式ライフリングにもD管が設けられていることは多いため、こちらにもラインクリッパーとシャープナーを取り付けてみた。
肩と同様、腰の位置からも道具が取り出しやすく、例えばラインを素早く切るといった動作も非常にスムーズに行えた。
コードの伸びるMAX90cmは今回試した使い方では出し切ることはできなかったので、必要十分な長さと言えそうだ。
カラビナタイプの上部フックは簡単に内側に開くようになっており、勝手に外れることはまずないだろう。
一方、人の手では簡単に外せるので、フローティングベスト、自動膨張、フィッシングバッグなど、スタイルに応じて変わる装備に合わせて容易に付け替えることが可能。
もう釣りモノの数だけラインカッターを用意する必要はないのだ。
カラビナリール900 TYPE B(DAIWA)
ラインクリッパーやシャープナーなどは小さな道具だが、釣りの最中に出会う様々なちょっとしたつまづきを解消してくれる小さな巨人たちだ。
そしてそんなアイテムを最も効率的に使うためには
・紛失しない
・サッと取り出せる
・素早く元に戻せる
これらの条件が必要となるだろう。
ピンオンリールはまさにそんな要望を叶えてくれる優れたアイテムであり、釣具界の縁の下の力持ちといえるのだ。
そしてこれらのアイテムを組み合わせれば、釣りの楽しさ、快適さはどんどん増えていくはずだ!
なお、DAIWAのピンオンリールは豊富なラインナップで、かゆいところに手が届くのも魅力的だ。
関連する記事
日本が世界に誇る総合釣具メーカー「DAIWA」。近年はロッドやリール、ルアーだけでなく、小物や便利グッズのクオリティがスゴイ!! 今回はあらゆる釣種やシーンで活躍するワンタッチで着脱を可能にした「あっ[…]
日本が誇る総合釣具メーカー「DAIWA」。近年はロッドやリール、ルアーだけでなく、アパレルや小物、便利グッズのクオリティがスゴイ!今回は間もなくハイシーズンを迎えるシーバスファンには「是非ともチェック[…]
日本が世界に誇る総合釣具メーカー「DAIWA」。近年はロッドやリール、ルアーだけでなく、小物や便利グッズのクオリティがスゴイ!! 今回はソルトルアーアングラーの必需品とも言える「フィッシュグリップ」や[…]
リールで使うラインは長い! 短くても数10m、長ければ数100mにも達するライン。その量は巻くのも一苦労だ。そしてその「巻く」ためには古いラインは捨てないとならない。数100mのラインをスプールから抜[…]
→[画像]「めっちゃいいじゃん」活〆スティックのスペックと価格をみる 近年釣った魚を美味しく食べるための技法の開拓、アイテムなども各社からリリースされている。釣りと魚食への関心が広がる中、DAIWAか[…]
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。