「え? マジか…」涙が出るほど感動。秒で展開完了する『サンシェード』が凄すぎた。

日中の釣りにおいて良さげなポイントを夢中になってランガンしていると、駐車していた車が灼熱の太陽に灼かれて蒸し風呂状態…そんな状況を回避するためのお役立ちグッズと豆知識を紹介しよう。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

車内が温度があがると起こること

ジリジリと太陽からの熱を吸収した車内は、温度がグングン上昇して様々なことが起こり始める。実は笑い事ではない状態になっているのでひとつずつ見ていこう。

熱中症リスク

車内だけに限らず、釣りに夢中になっていると水分補給を怠ったりしてしまい熱中症リスクが格段に跳ね上がる。特に一息つくため乗り込んだ車内は外気温よりも高くなるため、熱中症まっしぐら。釣りに限らず小さな子どもや高齢者の方は熱中症にかかりやすいため注意が必要だ。

電子機器の故障

車内温度が上がるほど電子機器が壊れてしまう可能性があがる。ドラレコや液晶画面、モバイルバッテリーなどは高温に弱く変色やヒビ割れにつながるので注意したい。レンタルボートフィッシングでエレキモーターやフットコン、魚探やライブスコープなど決して安いものではないので、お財布のためにも注意したい。

車内は、想像よりも過酷な保管場所。長時間放置すると大切なタックルが傷む恐れも。

シートや内装の劣化

車の内装に関しても高温など過酷な環境下では劣化する可能性がある。特に革製シートは変色やヒビ割れリスクがあるので、お気に入りの内装は少しでも気遣ってあげたい。

燃費が悪くなる

車内温度を下げようとエアコンをガンガン効かせるとガソリンの消費量が増えてしまう。自然の中で遊ばせてもらう釣り人としては、環境負荷の低減にも気を配りたいところだ。少ないお小遣いでやりくりするサラリーマンアングラーは、少しでも燃費を気にして釣りをしたいものだ。

夏の車内温度対策には、サンシェードの使用が効果的!

対策のひとつとして、車内が暑くなるまえに対策をするのも大切だ。兄弟サイト「月刊自家用車WEB」でオススメしているのが、ロール式サンシェードだ。照りつける太陽から車内を守るためにサンシェードを設置するのが定石だが、ランガンの釣りにおいてはポイントを変更するたびに設置するのは正直面倒くさい。そこで、引っ張るだけの「ロール式サンシェード」が真価を発揮する。

サンバイザー部分にパーツを取り付けておき、サンシェードをするときは、引っ張ってフックにかけるだけ。面倒な操作なしで、すぐに太陽光を遮断できる。

『太陽光』『太陽熱』『紫外線』の3つをブロック。縦と左右の3方向に開くスクリーンで車のフロントガラスをすっぽりガードすることができる。ちょっとコンビニに寄った時などでも、一瞬でセット完了。収納時もボタンをワンプッシュするだけで、自動収納となる。

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取り付けも簡単で、工具などは必要なし。届いてすぐに取り付けることができる。2本を組み合わせて使うことで、幅も自由に調整できる。小型車から大型車まで広く対応している。

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