近年バスフィッシング界において、フィネススピニングの必須テクである「ホバスト」。トーナメントシーンはもちろん、オカッパリにおいても多用され、専用ワームやフック、タックルの進化も著しい。そんなホバスト戦国時代に大人気フックブランド「ハヤブサ」から国内屈指の人気プロによる専用フックがリリースされた。
●文:ルアマガプラス編集部
Dストライカー TYPE ホバー(ハヤブサ)
【スペック】
サイズ:3、2、1、1/0、2/0
入数:5
青木大介の新フックシリーズ「Dストライカー」
ワームを中層に漂わせるテクニック「ホバスト」。関西のリザーバーで生まれ、ローカルでは異次元の釣果を叩き出すこのリグは瞬く間に全国へと広がり、今ではトーナメントシーンはもちろん、オカッパリでも多様されるリグとなっている。
そんなホバスト用フックが、日本が誇るトップトーナメンター・青木大介さんの監修のもとハヤブサがらリリースされることとなった。その名も「Dストライカー TYPE ホバー」。
これまでも青木さんはハヤブサ社と多くの名作フックをリリースしており、ほとんどが同社の大人気定番商品に。
しかしこの最新ホバスト用フックは「Dストライカー」という青木さん新たなフックシリーズからリリースされる。
フッキングに拘った青木流ホバストフック!
Dストライカーシリーズ待望の第1弾となるのはホバストフックの「TYPEホバー」。セットしたワームのズレを軽減し、フッキング性能を高めた専用フックとなる。
フックポイントは初期掛かりを優先したストレートポイントを採用。針先が刺さりやすいことで深いバイトへと持ち込むことができる。またベント形状もより直線的なため、フッキング時にもタワミが少なく深く刺さりこむ形状となる。
もうひとつ大きな拘りとして挙げられるのが、フックにあるキーパー。繰り返すキャストやスキッピングによりワームがズレてしまうことの多いリグだが、TYPEホバーはシャンク部とアイ側の2箇所配置。さらに1/0や2/0サイズにはゲイプの内側にも追加されているので3箇所でしっかりと固定してくれる。フッキングを大事にする釣りだからこそ、ストレスなくルアーをアプローチし続けられるのはアングラーにとっても大きなアドバンテージとなるだろう。
ラインナップも3、2、1、1/0、2/0と展開されているので、2.5inクラスのマイクロワームから6inクラスのバルキーなものまで幅広いルアーをホバストできる。
今時期のマイクロベイトパターンはもちろん、ハイプレッシャーフィールドおけるベイトパターンでも年中使えるフックとなるので是非ともチェックしていただきたい。
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