タフコン上等!ソフトベイトの活躍ばかりが目立つ琵琶湖にて、プロガイドの高田雄介さんがハードベイトを使った強気の戦略を披露してくれた。BKKジャパンのプロスタッフなだけあって、フック選びにもその肝が隠されていた…!
●文:ルアマガプラス編集部
戦略1:越沖クラッシュナイン男引き
琵琶湖のど真ん中で数度のチャンスをものにせよ!
「ボディウォーター」と呼ばれる琵琶湖の中央のリバーチャンネル的なゾーンと、左右に広がるウィードエリアとのエッジで、ビッグベイトのクラッシュナインを大遠投!
越冬場所から産卵場所へと動き出した早春のビッグバスを、水深4メートル前後のウィードパッチで仕留める釣りだ。
まだ速い動きを追いきる季節ではないので、巻きスピードは遅め。浮力も抑えめに調整する。1日やり切れば、チャンスが数回あるはず!
ド遠投→速巻きジャーク→ウィードかすめ巻き
急速潜行その後はウィードをかすめるように!
広大なウィードエリアと、ボディウォーターの境目付近。クラッシュナインを4メートルレンジまで急速
に潜らせて、そこからウィードのトップをかすめるようにゆっくり泳がせる。
ココが肝!
クラッシュナインは若干比重を大きめに設定。フックは線径が細く、弱い力でもフッキングの持ち込めるスピア21-SSに交換。これで4メートルレンジを狙える。
戦略2:バリソン王道ジャーキング
季節が進んだら、突堤、ブレイク平行引き
超沖での反応が悪かった際にフォローパターンとして試す釣り。
突堤や杭、リップラップが絡んだブレイクと平行にバリソンミノーを投げ、ジャーキングで2 ~ 3メートルまで上がってきているバスを狙う。
これは雄琴港の突堤の外側。ブレイクに沿ったコースで、ややアップヒル気味にジャークベイトを引いた。ジャーキングを入れて、バスを浮かせて、食わせるきっかけも作る。
ココが肝
バリソンミノーには絶対の信頼を置く高田さん。スピアEWG71-SSは、ショートシャンクなので1番手大きいサイズを選択できる。その分、フッキング率が上がるのだ。
※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。