2023年にデビューしたメガバスのロッド『オロチX10』がドイツで行われる世界的なデザインアワード「レッドドットデザインアワード2024」を受賞した。『オロチX10』は先日iFデザインアワードも受賞しており、世界三大デザインアワードを2冠、国内のグッドデザイン賞を含めると3冠達成となる。
●文:ルアマガプラス編集部
『オロチX10』が世界三大デザイン賞を2つ受賞!
メガバスを象徴するロッド「デストロイヤー」シリーズに並ぶフラッグシップロッドとして2023年にリリースされた『オロチX10』がドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主宰する国際的なデザイン賞「レッドドットデザインアワード」を受賞した。
レッドドットデザインアワードはiFデザインアワード、インターナショナルデザインエクセレンスアワード(IDEA)と並ぶ世界三大デザインアワードのひとつ。
オロチX10はつい先日iFデザインアワードも受賞しており、世界的な権威のある賞を2冠していることとなった。
また、国内でも有名なグッドデザイン賞にも輝いており、通算3冠受賞という偉業を達している。
『オロチX10』とは?
X10オーガニックファイバーコンポジットブランクスを使用したバス釣り用ロッド。
このブランクスに使用されているオーガニック素材「セルロースミクロフィブリル」が最大の特徴と言えるだろう。
天然由来のこの素材をコンポジットすることとで、同量のカーボンを使用していたブランクスに比べて20%の軽量化、20%の耐衝撃性能向上、制振性能の30%向上、CO2排出量に至っては95%も軽減できるという。
環境のことを考慮したロッドの印象を受けるかもしれないが、実際は魚を釣るための道具を突き詰めた末の副産物に過ぎないというから驚きだ。
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