強度と軽さの両立を実現したアブガルシアの新たなハイエンドベイトリール「ゼノン」。MG7、LTX、ビーストの3モデルが既に展開されていたが、2024年春、アメリカにて流通していたMGXがついに日本に上陸だ!
●文:ルアマガプラス編集部
「ゼノン」とは?
2022年に登場したアブガルシアのベイトリール。
長らくアブガルシアのロープロファイルリールといえば「レボ」シリーズがフラッグシップかつハイエンドとして君臨していたが、ついにその上のグレードとして登場したのが「ゼノン」となる。
お家芸とも言えるそのロープロ構造により、物理的にも強度が上がったデザインを採用。
初代ロキサーニから採用された最適化されたレベルワインドの位置も踏襲し、キャスタビリティが大幅に向上している。
ドライブギアも大型化しており、高い耐久性を得ている。
また、ボディデザインにもエルゴノミクスを追求し、ただ単にコンパクトなだけでなく、より握りやすく進化。また誤動作を抑止する効果のある形状を採用している。
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第四のゼノン登場!
ゼノンはこれまで3種類をラインナップしていた。
マグネシムボディで軽量なMG7、高強度かつ軽量ルアーにも対応するLTX、ハードな釣りに対応するビーストだ。
これらに加えて、新たに登場するのが「MG-X」となる。
ゼノンMG-Xはアメリカですでに流通しているモデルの言わば輸入モデル。
日本で流通しているモデルがすべてマグネットブレーキなのに対し、MG-Xでは遠心ブレーキシステムの「IVCB-4遠心ブレーキシステム」を採用。
外部ダイヤルで容易に調整できるブレーキシステムであり、特に遠投の多い釣りで活躍するブレーキシステムと言えるだろう。
スプール系はビーストと同じく32m径。14lbラインを100m巻けるキャパシティをもつ新設計スプールを採用している。
最大ドラグ力は7kgとビーストを凌駕しつつ、重量は145gと、LTXよりも軽く仕上がっている。
強いのに軽量。
コンセプトを体現するかのような輸入モデルにより、ゼノンのラインナップはますます盤石となる!
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