ロクマルをその手にするには、釣り人側のテクニックも必須だけど、やっぱりルアーパワーも超大事! ってことで、ロクマル捕獲実績ルアーを達人たちに聞いてみた! マル秘ルアーも盛りだくさん! 使いこなせるかはアナタ次第!?
profile
千藤 顕(せんどう・あきら)
ブレない信念と釣獲理論を持ち、孤高のアングラーとしてコアなファンが多い。
前田 純(まえだ・じゅん)
ガイド前田の愛称を持つ琵琶湖ガイド。豊富な経験に甘えず貪欲に釣るための先端に立つ。
並木敏成(なみき・としなり)
アメリカのバスシーンにおけるサムライトーナメンターのアイコン的存在。O.S.P代表。
折金一樹(おりかね・かずき)
ホームの房総リザーバーで培ったテクニックはボーダレス。ダイワ、O.S.Pプロスタッフ。
杉村和哉(すぎむら・かずや)
琵琶湖屈指の人気ガイド。レンタルボートやオカッパリでもその実力をいかんなく発揮する。
小森嗣彦(こもり・つぐひこ)
勝つための釣りを磨き続け、最強トーナメンターとして現役にこだわる。
伊藤 巧(いとう・たくみ)
本場アメリカのトーナメント最前線で活躍するプロアングラー。ホームは利根川。
西平守良(にしひら・もりよし)
人に釣らせることに喜びを感じ、琵琶湖ガイドに転身したナチュラルボーンガイド。
ストレートワーム
キンクー6in(デプス)
ロクマルを量産したのは2本繋ぎ
「一番ロクマル率が高いのがキンクーのネコリグ。6inは2本繋げたものがよく釣れましたね。キンクー7も2本繋ぎしましたけど、数は釣れるんですけどロクマルまではいっていないんですよ」
DATE:2006年4月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63cm
RIG:ネコリグ
キンクー13in(デプス)
ディープ攻略の秘密兵器はぶっ飛ばしてから!
「ネコリグの変形のヘビネコヘビダンですね。ネコリグのネイルシンカーは3/16とかで、それを1ozのヘビダンでバーンと投げる。普通のネコリグをディープに沈めて使うのは大変だけど、投げて糸を張るだけでワームが立つ。そこから倒れる動きが効くんです」
DATE:2023年夏~秋
LAKE:琵琶湖
LENGTH:65cmくらい
WEGHT:5000g超
RIG:ネコリグ、テキサス
ドライブクローラー 4.5in(O.S.P)
フィネスにしてでかバスを刺激するアクション
「海外でも釣った記憶はあるんですけど、確実なのは琵琶湖ですね。1/6oz位のシンカーでマス針、スピニングのフロロ4lbか5lb。浚渫絡みのハードボトム。当時は状況がよかったら、何日かに1本は60アップは普通に釣れてたんだよね」
DATE:2014年4月頃
LAKE:琵琶湖
LENGTH:62cm
RIG:ネコリグ
ドライブクローラー9in(O.S.P)
自発的なロールアクションを生かすワッキーセット
「アメリカでも60位のは複数本は釣ってるかな。日本だと七色ダム。ノーシンカーワッキーを岩盤に当ててフリーに落として食わせました。長くてもしっかり動くし、曲がるから口にしっかり入るんですよね」
DATE:2019年頃
LAKE:七色ダム
LENGTH:62cmくらい
RIG:ノーシンカーワッキー
「ロクマルを見つけたのでワーム投げたんですけど一回逃げられて。そのバスがオーバーハングに入ったので、そこに入れたら食いました。ドライブクローラーのノーシンカーワッキーはスポーンからアフターによく釣れますね」。
DATE:2017年5月21日
LAKE:亀山湖
LENGTH:60cm
RIG:ノーシンカーワッキー
スワンプクローラー(ZBC)
名作ストレートはやはりビッグフィッシュ率高し
「大同川沖にある漁礁の8mレンジで、台風後の濁りが入ったときにキャッチ。当時はスワンプクローラーを愛用していて、3本くらいロクマル釣ってます」
DATE:2018年9月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63cm
RIG:1/16ozネコリグ
「カバースキャットが流行る前に、ボトムジャークの釣りをネコリグでやったらどうだって試したらものすごくよく釣れたんですよ。6mにあるちょっとしたウィードに沈めてちょっとジャークするっていう」
DATE:2018年6月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:60cm
RIG:ネコリグ
カットテールワーム4in・6.5in(ゲーリーインターナショナル)
カットテールは数だけじゃなくサイズも釣れる!
「4inのジグヘッドワッキーは春の琵琶湖の定番パターン。フォール&ステイでラインが入って、ロクマルが何本も釣れました。6.5は立ち木へのノーシンカーのロングキャスト。群れで取り合いになって一番小さいのが食ったんですが、それが61cmでした」
(4inデータ)
DATE:2013年5月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:62cm
WEGHT:3800g
RIG:1/32ozジグヘッドワッキー
(6.5inデータ)
DATE:2019年6月
LAKE:池原ダム
LENGTH:61cm
RIG:ノーシンカーワッキー
トーナメントクロウラー4.5in(メガバス)
窮地を救う食わせのストレート
「瀬田川の温排水が流れ込んでいるエリアでキャッチ。トーナメントクロウラーは柔らかいマテリアルなので、フィネスに誘いたいときに使いますね」
DATE:2023年4月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:61cm
RIG:1/32ozネコリグ
アノストレート7in(ボレアス)
アノストではアメリカトーナメントでも愛用中
「朝一にショットオーバー3でロクマルをキャッチして、同じに日にアノストレートでもロクマルを釣りました。エリアも同じロードベッドです。アノストのハードな水押しアクションがフロリダ系のバスに効くんです」
DATE:2021年5月
LAKE:レイクフォーク
LENGTH:61cm
RIG:7gジグヘッドワッキー
トルキーストレート4.8in(ディスタイル)
年中ロクマルを連れてくる長年の相棒
「これも毎年釣ってますが特に良いのは夏。1.8gのネコリグでボディウォーターのウィードエッジの中に入れて引っかけて使います。いま気に入ってるカラーはライトミミズと、デッドリーワカサギ、シナモンブルーフレークでそれを使い分けてます」
DATE:2022年8月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:64cmくらい
WEGHT:4000gくらい
RIG:ネコリグ
カリフォルニアロール(ゲーリーインターナショナル)
波動の違いでセンコーとは使い分け
「北山田のミオ筋で、ボトムでステイさせていると食うていう、センコーと似たパターンですね。センコーよりも波動が強いんで、その違いで使い分けてました。これもけっこうロクマル釣りましたよ」
DATE:2017年5月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63cm
RIG:1.8gネコリグ