2024年。未曾有のセミ地獄が待っている!? なんと今年、一定の周期でしか姿を表さないというとあるセミが大量発生する可能性があるのだとか!予想されるその数はおよそ一兆匹!?一体何が起こるというのか…?
●文:ルアマガプラス編集部
周期ゼミ(素数ゼミ)が大量羽化の予想
恐るべき数のセミが現れるとされているのは、アメリカの南東部~中西部。
これらの地域には13年または17年おきに大量羽化する周期ゼミと呼ばれるセミの仲間が生息していることが知られている。
素数ゼミとも呼ばれるこれらのセミは13年、あるいは17年幼虫の姿で土の中で過ごし、羽化の年を迎える。そしてこの特殊な周期に大量羽化することで、捕食圧から逃れることができるとされている(他にもあるが割愛)。
2024年はこの2つの素数周期が重なる珍しい年であり、計算上、221年に1度しかやってこないのである。
それぞれの年において、ただでさえ大量発生する周期ゼミが、2024年は2種それぞれが揃って大量羽化を迎える可能性があるというわけだ。
一生に一度しかお目にかかれ無い貴重な光景だけに、(セミ嫌いでなければ)ぜひとも見てみたい…?
セミパターンはどうなるのか
バスやトラウトなど、淡水域の釣りでは落下するセミを捕食することを利用した「セミパターン」と呼ばれる釣り方がある。
おもにハルゼミなど、一斉に羽化したセミが力尽きて、あるいは何かの拍子に水面に落下することで、バスやトラウトといった魚種が積極的にそのセミを捕食対象として捉えることを利用した釣りだ。
落下した昆虫は容易に捕食できるうえに栄養価が高いため、強烈なパターンとなって機能することも少なくない。
しかし今回のような一兆というおびただしい数ともなると、水面がセミで覆われてしまい、ルアーへとピンポイントに魚が食いに来る可能性は低くなってしまいそうだ。
現に毛虫やカゲロウなど、その他の虫が水面を覆うほど落下している際には釣りが難しくなることも少なくない。
またそもそも水面が覆われすぎて釣りにならない可能性もあるかもしれない。
セミパターンにピッタリ!オススメセミルアー
シグレ(メガバス)
ドラウンシケーダREV(DAIWA)
シケイダーオリジン(ティムコ)
美蝉(スミス)
真虫(デュオ)
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