釣り。それは自己表現の世界。どんな魚かが好きか?どんな釣りを好むのか?絶対的な正解はなく、「俺はこうする」が許される優しい世界。そこに甘えたルアマガプラス編集部員が声を上げた!!「(自称)最強の釣具オールインワンセットを作りたい!」
●文:ルアマガプラス編集部
一目惚れしていた『タックルコンテナ(アブガルシア)』
収納大好き福ピンクです。
収納大好きといっても、整理整頓して収納するのが好きなのではなく、収納する道具が好き、というのがみそなんです。
それはともかく、昨年お邪魔させていただきました、ピュアフィッシングジャパンさんの新製品展示会にて一目惚れしていた『タックルコンテナ』を購入しましたので、そのインプレというか、福ピンク的な「最強の釣具オールインワンセット」づくりの話をさせてください。
ちなみにタックルコンテナとはこんな製品です。
簡単に説明しますと、クッション性の高いバッグですね。
3サイズありまして、福ピンクが一目惚れしたのが一番大きな15Lサイズというモデルです。
これ、ほかの2サイズと比べると明らかに気合が入った(?)作りになっていて、外側の4面全てにポケットが付いているんですよね。
加えて、ソフト素材の持つ『保冷性』。
ここに着目しまして、目指すことにしたんです。
最強の『バチコン』バッグを…!
ミニマリストでありたい『バチコン』
福ピンクが最近ハマっているバチコンは遊漁船にLTアジの人と一緒に乗る東京湾スタイル。
タックルや仕掛けがシンプルで、そもそも荷物が少ないのが魅力的です。感覚的にはアジング+重めのシンカーくらいのボリューム感。
御存知の通り、アジングはボディバッグ一つで収まり切るくらい荷物はシンプルでも成り立つ釣りで、あの気軽さというか、身軽さがなんとも魅力的なんですよね。
なのでバチコンもそうしましょうと(強引?)
ところがぎっちょん。
ほぼ100%釣果を持ち帰りたいバチコンでは、クーラーボックスも必須道具だったりするわけです。それでなくても乗合船ではそれなりの時間を船の上で過ごすので、飲み物だったり食べ物も持ち込みたいですよね。
なので今までは小型のクーラーボックスとタックルバッグ、この2つを持ち込んでいました。
いや、別にいいんですよ。
それでもたかたが2つですからね。
十分荷物は少ないと思いますよ。
でもですよ?
これが1つにまとまったら…
もっと良くないですか?
というわけで買ってみました『タックルコンテナ15L』
出会ってから購入まで長かった…
知ってしまった以上、これなしでバチコンなんて行けるはずもなく…(普通に行ってました)
発売されたのを察知してすぐさま購入しました。
この内側のクッション性の高そうな厚手のフォーム材。これが保温性をもたらしてくれるすごいヤツなわけです!
ちなみに、現在バチコンで使っているルアーケースは『エッジ フレックス3600(プラノ)』です。
全長27.9cm✕幅17.8cm✕高さ4.1cmのこのケースをとりあえず入れてみましょう。
ぴったりサイズです。
福ピンク的にはタックルコンテナをタックルボックス兼クーラーボックスにしたいわけなので、ここに釣れたアジを入れたい…!
でも流石にこの空いたスペースに裸でいれるのはちょっとどうなんだろう…ということで、インナーボックスを使う手法を思いつきました。
しかしながらここからが少し苦戦。
『エッジフレックス』が入った残りのスペースに収まって、アジの大きさに見合ったインナーケースに使えるケース…。意外といいサイズが無いんですよね。
そしてお店で実物を見て色々触ってみた結果、やっと見つけたのが…こちら。
パズデザインの「EVAシステムケースL」。
全長27cm✕幅18cm✕高さ10cm。
このスペックが…。
シンデレラフィット!!
くぅううう気持ちい!!
上側に少しスペースがあるので、氷や保冷剤をいれるスペースも確保できそうです。
これでクーラーボックス機能をもたせることはほぼほぼ成功といっていいでしょう。
いざ実戦!釣り場に持ち込んでみて
それでは完成形です。
フロントポケットの容量には満足していますが、せっかくウェビングがあるので、これを利用して手持ちの小型ポーチも取り付けてみました。
ここには釣行中に財布を入れておくことにしましょう。
そしポーチの付いたフロントポケット。
こちらには、リーダー類を入れております。
両サイドのポケットには締め用のナイフやカウンター、未開封のフックなど、その他ものものを入れております。
い、いれるものに困ってるわけじゃないですからね!
ポケットに余裕を持たせておくのが整理整頓の秘訣なんですよ!(ほんとか)
あとは簡易なロッドホルダー機能が欲しかったので、背中部分にロッドホルダーをちょこっと改造して貼り付け。
そして中身です。
インナーボックスの上にはコンビニとかで買える1kgくらいの氷がちょうど乗っかります。ちなみに市販の保冷剤を使う場合は上蓋についたポケットにいれることもできると思います。
空いたスペースにはアジバサミやフォーセップが入ります。
写真には無いですが、ハンドタオルやアジをすくうための小さいタモアミなんかもここにいれておきます。
そしてインナーボックスの中身はこんな感じ!
20cm前後のアジなら20尾は入りそうです。
福ピンクの家の冷蔵庫のキャパシティ的にも十分な容量と言えるでしょう。
尺アジ程度ならなんとか押し込めそうですが、ギガアジ(40cmクラス)が釣れたらどうするかって?そういうのを取らぬ狸の皮算用っていうんですよ!(釣ってから考えます笑)
タックルミニマリストを目指せ!
実際この装備で何度か釣りしていますが、本気で快適です。
快適すぎて同行者の荷物を代わりに持ってあげるくらい(笑)。
遊漁船への乗り降りって、荷物が多いと案外手こずりません?
それでロッドが折れたり…なんてなったら目も当てられませんからね。
タックルミニマリストは身軽なのです!
でももちろん、釣りなので単に荷物を減らしたら面白みまで減っちゃいますからね。
必要なものをしっかり用意しつつ、それをまとめきる!
みなさんもぜひ、最強装備、追求してみてください!
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