
<オススメのハネモノ10選を早速見てみる>
かつてはノイジーの1ジャンルとして数えられていたクローラーベイトだが、大型ボディの製品は近年別ジャンルとして扱われるようになっている。「羽根モノ」とも呼ばれるこのルアーの魅力とは!?
●文:ルアマガプラス編集部
ゆっくり焦らしてバコン!!
アベンタクローラー(イマカツ)
トップウォーターのくくりの中でもノイジーにまとめられていたルアー「クレイジークローラー(ヘドン)」。金属製のハネが付いたそのルアーの進化系として、近年独立したジャンルとして浸透しているのがビッグクローラーベイト、別名「羽根モノ」だ。
多くの場合、重さでは1オンス以上の物を指すヘビー級ルアーで、ボディに羽根の様なパーツが設けられていることが特徴だ。水面ではこのハネが抵抗を受けることでボディがロールアクションを発生。そのハネの動きは水泳のクロールそのもの!
一般的にはゆっくりと巻きながらこのアクションを発生させて、近くにいるバスをイライラさせてバイトに持ち込むことが多い。
いかにもバスがいそうな場所の近くを通すのがポイントだ。
使い方ワンポイント
いつ?:春~夏
どこで?:障害物周り:沈んでいるものの上
どうやって?:ただ巻き
水押し:やや強い
ビッグクローラーベイトを使うために覚えておきたいこと
特徴
羽根
最大の特徴とも言えるパーツで、開閉できることがほとんど。キャストした際には閉じ、アクションするときに開く。金属性のものが多い。
台座
金属製のハネの多くは同じく金属製の台座を介してボディとつながっていることが多い。この部分が擦れ合うことで発生する金属音も魅力的だ。
サイズ感
重さで言えば1オンスクラス以上のものが多い。必然的にルアーサイズも大きくなるため、大型魚をターゲットに定めることもできるのだ。
ボディ形状
船のような形状をしたボディが多いのも、このルアーの特徴。これはルアーがひっくり返りにくく、なおかつロールアクションが出しやすい黄金比なのだ。
動きのイメージ
スローリトリーブが基本
その大きなボディの迫力とは裏腹に、使い方は非常に繊細。理想を言えば、ラインが水面につかないようにロッドを立てて、ゆっくりとリトリーブ。その時のルアーは大きな移動も派手な動きをせず、やじろべえのように左右に揺れるように動き続けるだろう。バスからすればすぐ近くをいつまでもゆらゆら揺れる鬱陶しい物体。しびれを切らして襲いかかってくるはずだ。
得意なシチュエーション
障害物の近く
フィールドで目につくバスがいかにも潜んでいそうなストラクチャーはすべて狙い目。ただし1投に時間がかかるので、ココぞという場所を選ぼう。
オープンウォーター
目に見えない水中にも変化は存在しているため、そういったインビジブルストラクチャーの上を通すのも効果的だ。また、岸際など、バスがベイトを追い込む様な場所も効果的となる。
最適なタックル
重いルアーをしっかりと投げられるタックル
ルアーが重いため、しっかりと投げられるベイトタックルが望ましい。また、遠投した先でも確実にフッキングできる強めの竿を選びたい。
<みんな持ってる?オススメハネモノルアー10選>
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