多くのアングラーから支持を受ける人気ルアーメーカーのブルーブルーから、同社初となる青物ジギングゲーム用のロッドがリリーされる。気になるそのコンセプトやスペックなどを紹介していこう。
●文:ルアマガプラス編集部 ●引用元:ブルーブルー
ジグを操る楽しさを徹底的に追求した意欲作。2タイプをラインナップ!
人気ルアーを多数リリースすることで知られるブルーブルー。中には入手困難なモデルもあり、多くのファンを持つメーカーであることに異論はないだろう。そんなブルーブルーが、同社初となるジギング用ロッドをリリース。その名も、BARIKI(バリキ)。2024年5月末から店頭に並ぶとアナウンスされる。
ラインナップは、ハイレスポンスタイプの「BARIKI 604」とローレスポンスタイプの「BARIKI 632」の2機種となり、それぞれ異なるキャラクターが与えられている。
ブルーブループロスタッフの吉澤竜郎さんが監修
ユニークな名前のこのオフショアジギングロッド、プロデュースはブルーブルーのプロスタッフである吉澤竜郎さんだ。同社のWEBサイトで公開されている、吉澤さんのコメントを紹介しよう(以下、同社WEBサイトより引用)。
青物ジギングの楽しさは激しくジグをシャクっている手を押さえ込むような強烈なバイトと自ら刻むシャクリのリズムと強弱でメタルジグを操って喰わせる『マニュアル感』だと思います。落とすだけ、巻くだけの釣りではなく、自ら仕掛けていく事、マニュアル感こそが青物ジギングの楽しさの1つだと思います。
そして、簡単に、楽に釣れると言いたいところですが、いくら道具・素材が進化して軽量化が進んできたとはいえこの釣りに求められる変わらない物があります。それはシャクリ続けるアングラーの折れない心と馬力(体力)なのではないでしょうか?時代には逆行するのですが、この釣りにはまだまだ体育会系のようなハートの強さと体力が求められると思い、BARIKI(馬力・バリキ)という名前をロッドに込めました。
BlueBlueのホームグラウンドである千葉県の外房・南房はもちろん、北海道〜九州まで幅広いポイントで迷いなく!長年使い続けられる青物ジギングロッドです。ターゲットはブリ・ワラサ、ヒラマサ、カンパチです!10kgオーバーの魚と十分にやりあえるロッドに仕上がりました。
BARIKは1本のロッドではどうしても賄う事の出来ない2つの性能を明確化、2本に分ける事で迷いのないロッド選択を可能にしました。強くしっかりと動かすのか?優しくナチュラルに動かすのか?同じ動作でもロッドを変えるだけで釣果に差が出る事をBARIKIが教えてくれるでしょう。
「BARIKI 604・BARIKI 632」2機種の詳細
上記の吉澤さんのコメントを読んでもわかるとおり、かなりのこだわりが込められたジギングロッドとなっている。各モデルの詳細をチェックしていこう。
BARIKI 604「ハイレスポンス タイプ」
ハイレスポンスタイプのジグをしっかりと動かす性能
スイッチが入っていない魚にジグを大きくスライドさせるようにアピールして喰わせのスイッチを入れていくのが青物ジギングの1つの醍醐味です。ジグを大きく動かしたい場合や50mを超えるような深い水深、潮が速い場合、重たいジグでもしっかりと動かす場合にはハイレスポンスタイプのロッドが大変効果的です。
BARIKI 632「ローレスポンス タイプ」
ローレスポンスタイプジグのアクションを意図的に抑える性能
プレッシャーの掛かった近海では不必要にジグが動くことを魚が嫌う傾向が増えてきました。ローレスポンスタイプのロッドはメタルジグの動きすぎを抑制し、ナチュラルに角の取れたようなアクションでジグをなめらかに動かす事が可能なタイプです。