ロクマルをその手にするには、釣り人側のテクニックも必須だけど、やっぱりルアーパワーも超大事! ってことで、ロクマル捕獲実績ルアーを達人たちに聞いてみた! マル秘ルアーも盛りだくさん! 使いこなせるかはアナタ次第!?
profile
奥田 学(おくだ・まなぶ)
レジェンドでかバスハンターとしての経験を自らのブランド、シグナルに落とし込む。
並木敏成(なみき・としなり)
アメリカのバスシーンにおけるサムライトーナメンターのアイコン的存在。O.S.P代表。
藤田京弥(ふじた・きょうや)
バス釣りに年齢は不問という圧倒的なセンスを見せつけた若き常勝トーナメンター。
玉置 証(たまき・あかし)
釣ることにこびない発想でルアーを大胆に改造し注目を浴びる。ホームは津風呂湖。
三原直之(みはら・なおゆき)
スタイル不問のストロングスタイルを貫く。イマカツ内に独自ブランド、ワザモノを設立。
スイムベイト
ティーザー15in(シグナル)
まさに共食いレベルのジャイアントスイムベイト
「同じ時期に60アップは3本くらい獲った。重さは僕の場合、明らかにテンポンド(約5kg)を超えないと測らんからね。そのときはほぼサイトフィッシング。完全に威嚇やね。だからブラックバスのカラーにしてるの」
DATE:2019年6月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63cmくらい
タロン(オスプレイ)
バスブーム時代のでかバス捕獲のブームメーカー
「スイムベイトもまとめてビッグベイトって呼ばれてた時代だよね。ロクマルは2本釣ったかな。確かボート屋さんの色紙に重さを書いた気がします(笑)。そのときは雑誌の『クレイジーバス』のロケ(笑)。なので探せばしっかり出てくると思います」
DATE:2004年頃
LAKE:池原ダム
LENGTH:64cm
WEGHT:4250gくらい
デビルスイマー7(シグナル)
刺激しすぎないスレ知らずのテーリングアクション
「こいつはサイトとかじゃなくて普通にリトリーブで釣る。琵琶湖だけじゃなくて八田原ダム、七色ダムでもね。テーリングアクションとタイトなナチュラル系なんでスレにくいのもいいんだろうね。ノーマル(6in)のデビスイでも釣っとるよ」
DATE:2020年春頃
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63cmくらい
ハドルトラウト6in(ハドルストン)
藤田京弥の自己記録 フィッシュはこのルアー!
「七色で釣った65が自己記録フィッシュです。クルーズしているバスにアプローチして、ゆっくり引いて見せたら食いました。ハドルトラウトは素材のモチモチ感が好きなんですよね」
DATE:2021年8月
LAKE:七色ダム
LENGTH:65cm
ハドルトラウト8in(ハドルストン)
リザーバーのでかバス攻略に欠かせない名作スイムベイト
「ワンドの真ん中に投げて水面で速巻き、シェードに差し掛かったところでスピードを緩めると下からチェイスしてきて、そのままスローに巻くと食いました。チェイスだけで終わるようなときに効果的な誘いですね」
DATE:2023年3月
LAKE:津風呂湖
LENGTH:64cm
「秋の小バス食いに効くのがハドルトラウトで、基本はクルーズしているバスに対してサイトで入れていく。秋はハドルトラウトとかレイジースイマーとか、こういったスイムベイトがよく効きますよ」
DATE:2019年秋
LAKE:池原ダム
LENGTH:62cm
カープヘッド(シグナル)
琵琶湖の春の釣獲レベルを引き上げる問題作
「ロクマルは30本以上釣ってる。北湖の春には誰の船にも乗ってる位定番になってるね。プロトの期間が長かったんだけど、要はこれを世に出したらまずいなと。自分だけで3年くらい使ってたからそれだけ釣ってるんだよね。秋のケタバスパターンも鉄板だね」
DATE:2023年春
LAKE:琵琶湖
LENGTH:69cm
WEGHT:6000g超