
ロクマルをその手にするには、釣り人側のテクニックも必須だけど、やっぱりルアーパワーも超大事! ってことで、ロクマル捕獲実績ルアーを達人たちに聞いてみた! マル秘ルアーも盛りだくさん! 使いこなせるかはアナタ次第!?
●文:ルアマガプラス編集部
profile
赤松 健(あかまつ・けん)
自然と生物への鋭い観察眼から絶対的な釣法を導く。滋賀県出身。一誠プロスタッフ。
西平守良(にしひら・もりよし)
人に釣らせることに喜びを感じ、琵琶湖ガイドに転身したナチュラルボーンガイド。
小森嗣彦(こもり・つぐひこ)
勝つための釣りを磨き続け、最強トーナメンターとして現役にこだわる。
前田 純(まえだ・じゅん)
ガイド前田の愛称を持つ琵琶湖ガイド。豊富な経験に甘えず貪欲に釣るための先端に立つ。
並木敏成(なみき・としなり)
アメリカのバスシーンにおけるサムライトーナメンターのアイコン的存在。O.S.P代表。
奥田 学(おくだ・まなぶ)
レジェンドでかバスハンターとしての経験を自らのブランド、シグナルに落とし込む。
ブレーデッドジグ
AKチャター13g(一誠)+カタクチワームヤバクネ(一誠)
動画撮影中に飛び出したロクマルチャターフィッシュ
「AKチャターの製品版が完成したということで吉田諒さんのガイドで撮影に出たんです。ウィードトップ50cmくらいのレンジを速巻きしたらドンと食いました。動画撮影中にロクマルが釣れて最高でしたね」
DATE:2018年9月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:60cm
Dブレード(ディスタイル)
超微細な波動でマルチなスピードに対応する
「トレーラーは当時プロトだったディキャプチャー。トレーラーはピンテール系と相性がいいと思います。フラットウィードの上を速巻き。シャローで巻きまくります。これもたくさん釣ってますね。金属製のガードでウィードエリアとの相性はバッチリです」
DATE:2020年6月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63cmくらい
WEGHT:3600gくらい
スピナーベイト
Bカスタム(デプス)
捕獲の天命を受けて生まれたでかバスのアイコン
「初めて釣ったロクマルがBカスタムで、琵琶湖の大会中に釣ったので強く印象に残ってます。この日は他の選手も何人かロクマルを釣っていて優勝できなかったんですよ」
DATE:2002年3月
LAKE:琵琶湖
LENGTH:63.5cm
WEGHT:3400g
「年中、どこでも、基本はスローロールで使います。ボトムにウィードがあるようなところでスーッと巻く。ウエイトは5/8か3/4。出たての頃からだから30年くらい使ってるかな。ボトム系の魚は基本、あんまり太くはないですけど、ロクマルは年中釣ってます」
DATE:2023年フルシーズン
LAKE:琵琶湖
LENGTH:65cmくらい
WEGHT:4000gくらい
タイフーン1oz(O.S.P)
カバーに絡めてビッグバスを獲る
「タイフーンは海外も含めて複数釣ってるけど、覚えてるのは七色ダム。『ルアーニュース』に掲載したかな。ボート屋の子と一緒に出て、激流の白川筋の最上流。60はあったけど、激流の中最上流に残ってる個体だったから痩せてたのは覚えてるね」
DATE:2006年頃
LAKE:池原ダム
LENGTH:61cm
ゴリラ2oz
(レッジバスター)+ワカベイト(シグナル)
超ディープを攻略するためのマグナムスピナーベイト
「恐らくは一番重いスピナーベイトなんじゃないかな。トレーラーはウチのスイミングワームのテール部分。当時は普通のシャッドテールだったけど、超ディープのストラクチャーをスローロールで当ててく釣り。だから2oz。重いから使っとるだけだね」
DATE:2009年頃
LAKE:琵琶湖
LENGTH:62cmくらい