フリーリグ(フリリグ)でチヌ(クロダイ・キビレ)を狙う釣りが今人気だ。都市部の河口や干潟などで手軽に楽しめることが大きな魅力のひとつだが、この釣りの第一人者として知られるもりぞーさんこと森浩平さんのスタイルの特徴の1つにベイトタックルの使用が挙げられる。なぜ、ベイトタックルを使用するのか? その理由を解説してもらった。
●文:ルアマガプラス編集部
「ベイトタックルを使うようになって、チヌ年間2000枚を超えるようになった」
もりぞーさんのスタイルで特徴的なのはベイトタックルを使うことだ。やっぱりベイトタックルはスタイリッシュでかっこいいし、使っていて楽しい。しかし、それだけでない。物理的なメリットと理由が確実にあるから使っている。
もりぞー「ベイトタックルならキャスト時にラインスラックが出にくく、ファーストフォールからすぐにバイトが取れる。スプールを指で抑えることでフォールスピードを細かく調節できるし、フォールバイトを確実に感じ取って、すぐにフッキング動作ができるのがベイトの利点です。これは雨や風の時に特に感じますよ。スピニングだとラインスラックが出過ぎてしまうんですよね」
使うのは0.8号以下の細いPEだが、トラブルや飛距離の面でもスピニングに劣っていない。
もりぞー「そもそも、スピニングに飛距離で負けているようでは、いくら操作性が良くても武器にならない。だから飛距離でもスピニングと同レベルにしたかった。シルバーウルフSVTW PEスペシャルは、スプールもドラグ設定も細いPE専用設計で、風の影響下でも安定してフルキャストし続けることができます」
【シルバーウルフ SV TW PEスペシャル】
細いPEでもトラブルレスで安定した飛距離が出せる。PE0.6〜0.8号を安定してフルキャストし続けることができる、PE専用SV BOOSTスプールを搭載。ライントラブルを恐れず振り切ることができ、キャスト後半の伸びも実現。さらに、巻きのシルキーさや感度、剛性も申し分無しだ。
ハイギアを使うことで、遠投先でもフッキングがキマる!
フルキャストをするとスプールのラインが減り、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が減る状態に。それをカバーするのが8.5のハイギアだ。遠投先でもラインスラックを素早く回収でき、巻き取りトルクもロスが少なく、フッキングも決まりやすいのだ。
現在は最上位機種に当たるチニング用ロッド「シルバーウルフEX(DAIWA)」も登場しているが、軽さと感度を追求したハイレスポンスなエキスパートモデル『シルバーウルフAIR 76MLB-S(DAIWA)』もオススメだ。
もりぞー「長さはさまざまなシチュエーションに対応できて、投げやすく操作しやすい7フィート6インチのレングス。 高感度で張りがありつつも、しなやかさも兼ね備えていて、ちゃんと曲がってくれるからキャストもしやすいし、ファイトも楽です。AGSガイドを11個セットし、雨や風でもラインがバタつかず、ねじれ剛性が高いので飛距離も出ますよ」
「シルバーウルフAIR76MLB-S」&「シルバーウルフ SVTW PEスペシャル」は、フリリグチニングゲームにおける最高レベルのタックル
シルバーウルフに軽量・高感度のAIRコンセプトをインストール。キャストからフッキング、ファイトまで、アングラーの思いのままの釣りが展開できる。ソリッドティップ搭載でショートバイトも掛けやすい。もりぞーさんが特に違いを感じたのがAGSガイドで、ねじれ剛性が高いためにブランクス本来のポテンシャルを発揮できる。
【もりぞーさん使用タックル】
ベイトタックルで東京湾河口のチニングゲームにチャンレジ!
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