「これは豆知識…」シャツの背中にある『輪っか』には大事な役割が。知ると使いたくなる不思議。

日差しが強くなると日焼け対策で肌を隠すために長袖シャツを羽織ることがある。気にしたことなかったけれどシャツの背中にある「輪っか」には、しっかりとした役割があるのをご存知だろうか。ちょっとした豆知識だが、紹介していこう。忘れた頃に思い出していただければ幸いだ。

●文:ルアマガプラス編集部

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シャツの「輪っか」はハンガーループと呼ばれる。なるほど、こうやって使うのか。

意外と知られていないシャツの背中の輪っかは、ハンガーループと呼ばれている。その名の通り、シャツをハンガーに掛けやすくするためのものだ。シャツの背中、肩甲骨のあいだあたりに縫い付けられている。サラリーマンの戦闘服であるスーツを着用する際にワイシャツの背中にも輪っかがあったりするので、見たことある方も多いだろう。

そんな「ハンガーループ」の使い方はいたって簡単、輪っかを引っ掛けるだけ。単純な使い方だが、アウトドアの世界では仕組みは簡単であればあるほど良い。例えば釣り場で着替えをするときに、脱いだシャツの置き場に困ったらハンガーループを使用したら良いのだ。

車のリアゲートにS字フックを装着しておけば、サッと脱いだシャツを即座に引っ掛けることが可能だ。船釣りなどで釣行中に波しぶきをかぶることが多いと、納竿後に着替えることがある。そんなときにハンガーループを最大限に活用しよう。

釣りシーンでのシャツ着用について

釣行時にシャツを着用している人が少なくなっているように感じるが、気の所為だろうか。思い出してみてほしい、あるいは動画サイトなどで昔のバスプロ映像など確認していただくと、シャツ着用率の高さがわかるはず、シャツは高機能なのだ。理由は以下の通り

ボタンの開閉で体温調節がしやすい。

肌寒さを感じたらボタンを首元まで閉じて、熱くなったらボタンを開ける。脱いでしまっても構わないが羽織っておくだけで紫外線対策として十分に機能する。釣りに限らず、移動中のクルマの中でエアコンの風除けとして着用するのもアリだろう。

素材の選択肢が多い

肌に直接触れるTシャツと違って、下に布一枚を着ている状態で羽織るシャツは素材の選択肢が豊富だ。春先や秋口は朝と夜の気温差を見越して、真冬はインナーとして厚めの素材を用意することができる。真夏は紫外線対策として薄手かつ速乾性の高い素材をチョイスすると快適な釣行が約束されるぞ。


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