関東では梅雨も明けて本格的に釣りシーズン開幕! やっと釣れた魚を刺し身でいただく。そんな至福の時でも見つけると少し嫌な気分になる奴がいる、アニサキスだ。線虫であるアニサキスの最終宿主はクジラ、国立科学博物館に展示されている標本はまるでエイリアンに寄生されているかのようだ。
●文:ルアマガプラス編集部
細長い悪魔アニサキス
アニサキスといえば寄生されたら最後、胃壁に刺入して炎症を起こすことにより地獄の胃痛を味わうことになる。釣り人の中でもアニサキス症に苦しんだ人も少なくないはずだ。そんなアニサキスは通常オキアミやアジ、サバなどを経由して最終的にクジラやイルカ、アザラシなど海洋哺乳類を終宿主としている。
国立科学博物館で展示されているミンククジラの胃袋
国立科学博物館では地球上のさまざまな生物を展示している。そのなかでもミンククジラの胃袋には圧倒される。SNSなどでも展示コーナーの騒然たる様が報告されている。胃壁全体にびっしりと寄生している様子は見ているだけでお腹が痛くなる。さらに腸内に関しても同様に線虫でびっしりと埋め尽くされている。
人によってはショッキングな内容となるため、画像は次ページでご確認ください。
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