「10kgオーバー」のハタをも攻略する超ストロングな重量級ジグヘッド!『タッチダウンストロング(ゼスタ)』

どれも同じようで、じつは個性的かつこだわりが詰まったジグヘッドの数々。その開発秘話やインプレを現場目線でお届け!!ルアマガソルトの大人気コーナー、各メーカーからリリースされているソルトルアー用ジグヘッドを検証する「THE JIGHEADS」をルアマガプラスにも公開!今回ご紹介するのはシーズン開幕したばかりのグルーパー(ハタ)ゲームに向けたオススメジグヘッド!

●文:ルアマガプラス編集部

2024 シーバス特集

タッチダウンストロング(ゼスタ)

[スペック]

  • 重さ:28g、35g、42g、56g、80g、100g、120g、150g、200g
  • フックサイズ: #3/0(28g、35g) #5/0(35g、42g、56g)#7/0(42g、56g、80g、100g,120g,150g、200g)
  • 価格:760円(28g)、880円(35g)、840円(42g #5/0)、1,000円(42g#7/0)、1,060円(56g#5/0)、1,100円(56g#7/0)、1,600円(80g)、1,700円(100g)、1,100円(120g※1本入り)、1,150円(150g※1本入り)、1,300円(200g)

ディープをワームで攻めることで喰ってくる魚がいる!

重さが200gまでラインナップされたヘビージグヘッドのタッチダウンストロング。このアイテムの詳細を、ゼスタスタッフの奥津剛さんに聞いた。

奥津剛(おくつ・たけし)
ライトソルトゲームやロックフィッシュ、ショアジギングに造詣が深いソルトルアーエキスパート。海洋学を研究していた過去を持つゆえに釣りの情報量はゼスタ随一。「ブラックスター」ブランドの総合プロデュースを務める。

奥津「より深い水深、そしてより大型のターゲットに向けて作ったのがこのタッチダウンストロングで、ヘビーウェイトかつ強靭なフックを採用したモデルになります。ターゲットはキジハタなどのいわゆるグルーパー。同様に、グルーパー用のハイパーヘッドタッチダウンというジグヘッドがあるのですが、より大型の魚を獲りたいというコンセプトで、このストロングモデルを作りました」

――まさに、水深50m以上をワーミングで狙うディープロックにぴったりのアイテムですね。

奥津「ディープにジグヘッドを入れることで、ジグでは反応しない魚が釣ることができるんです。フックはとにかく強いので、スジアラやカンナギも視野に入れた釣りが展開できますよ。10kgクラスの青物が掛かっても、まったく問題ありません。単純に、ボートゲームでもっと深い水深を攻めたいとか、潮が速くなってきたという場合に使ってもらえれば良いですし、フラットフィッシュやシーバスにもマッチします。また、青物も良く釣れるので、ショアジギやロックショアの釣りに行く際にも忍ばせておくと、より多彩なゲームが楽しめると思います」

ポイント1:ヘッド

タッチダウンシリーズ共通のオリジナルヘッド形状

ヘッドはタッチダウンシリーズ共通で、スイミングさせやすいバレットタイプ。引き抵抗は軽く、それでいてくぼみが乱流を起こすためにワームはしっかりとアクションする。底面がフラットになっているため、フォールが安定するという特徴も。

ポイント2:フック

フックはとにかく強靭なカルティバ特注モデル

フックはカルティバ製で、海外仕様の特注モデル。ストレートポイント・ラウンドゲイプの最も力が伝わりやすい形状だ。10kgクラスのターゲットもへっちゃらのヘビーデューティーフックになっている。ブレードやフックを装着できるアシストアイを装備。

アクション

ヘッドのくぼみが乱流を起こしてワームに生命感を与える

スイミングさせた際に、ヘッドのくぼみに水が当たって乱流が発生。この水流の乱れがワームにも伝わり、より本物のベイトフィッシュの泳ぎに近い、生命感のある動きを発生させる。また、水平フォールやダートアクションも得意だ。

ワームセッティング

ロックフィッシュ狙いならシャッドテールがベース

タッチダウンストロング+シャッドスター(ゼスタ)

タッチダウンストロング+バルト(エコギア)

グルーパーで一般的なのがシャッドテールタイプ。ボディがファットなもの、ボリュームのあるワームでも、大きなフックサイズで対応できる。ワームキーパーで強烈バイトでもワームがズレにくく、ミスバイトも追い喰いさせることが可能。

気になるサイズラインナップは?

フックサイズは3サイズ、重さはなんと!200gまでラインナップ

パッケージ

重さは200gまで、フックは大型ワームにも対応する#7/0もラインナップ。水深50〜60mのエリアでも充分にカバーできる。ディープに潜むモンスターを狙うニュースタイルには、このスペックが必要になってくる。また、青物やフラットフィッシュ、シーバスにもマッチする。

下記の写真は以前ルアーマガジンソルト誌で行われた取材での1コマ。

奥津さんは最大で50cmオーバーのオオモンハタを釣り上げた!この時はアシストアイに「SW アシストブレード(ゼスタ)」を加えると釣果が伸びた。

動画にてタッチダウンストロングのスイミングも見てみよう!


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