【この動き…釣れるに決まってる!】サーフフィッシングの救世主「ローリングサンダー(アクアウェーブ)」をルアマガ編集部員がインプレッション!

フラットフィッシュを狙ってサーフエリアへと釣行。使用したのはローリングダンサー(アクアウェーブ)。ジグヘッドとワームが一体になったルアーで、各部に使いやすい工夫が満載だ。実際に使ってみて感じた、このルアーの利点を紹介していく。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 ブラックフライデー

いつものインプレコンビがサーフフィッシングに挑戦!

ルアマガプラス編集部・大木
元大型釣具量販店の店員という経歴を持つルアマガプラス編集部員。バスソルト問わず、幅広く釣りを楽しむことをモットーとする。得意な釣りはシーバスで、時間があれば地元湘南河川でロッドを振るう。特技はモノマネ。

フィッシングライター・西村
ルアーフィッシング専門のライター。ソルトの釣りが大好きで、ボートシーバス、バチコンアジング、SLJ、ロックショアなどにハマっている。秋はボートシーバスに足繁く通い、ビッグベイトでランカーを釣ることに心を燃やす。スッポンを2匹飼っている。

真夏のサーフフィッシングにチャレンジ!

真夏のとある日、サーフにフラットフィッシュを狙いに向かったルアマガインプレコンビ。

梅雨明けして間も無くということで、午前中だけ小雨が降るというローライトな天候。ここは朝マズメに期待して、日の出から釣りを開始することに。風は微風、波はそれほど高くない。波の合間には小さいベイトフィッシュの姿時折見えるし、沖には漁船の姿も確認できる。少なからず、魚が近くによっていそうだ。海の水の色も悪くない。好条件が揃っているようなので、釣果への期待は高まる。

天候は小雨。ベイトフィッシュの雰囲気はあり、悪くはなさそう。

とりあえず、少しでも地形変化がありそうな、波が弱まっている場所から釣りを開始。チョイスしたルアーは「ローリングダンサー(アクアウェーブ)」

「ローリングダンサー(アクアウェーブ)」

ローリングダンサー(アクアウェーブ)

【スペック】

  • ヘッド重量:7g 、11g、21g
  • ワームサイズ:75mm (7、11g)95mm(21g)
  • カラー:各6色

ローリングダンサーはジグヘッドとワームが一体になったルアーで、サーフエリアでの使用にピッタリ!使ってみると、飛距離がよく出るし、手元にブルブルとスイムの挙動が伝わってくる。波のある状況で、沖を引いてもしっかりと波動が手元に伝わってくるので、かなりアピールの強いルアーになっているのだ。

そして暫くしてこの日のサーフの雰囲気を掴んだ頃、スタッフ西村にヒット!

あまり大きくなさそうだが、何が釣れた!?

上がってきたのはシーバス! セイゴサイズだが、幸先いいスタート。

ヒットしたのはシーバス

西村「最初はボトムまでフォールさせてからゆっくり巻いて使ってたんですが、反応がなかったんで、着水からすぐに巻き始めるように使ったらヒットしました。ローリングダンサーの21g、カラーはイワシP.B.。21gだとそこまで重いヘッドではないのですが、飛行姿勢が安定してよく飛んでくれましたね。21gで出せる最大の飛距離が出ている感じです。やっぱりサーフは飛ばさないと話になりませんからね!」

西村「飛距離はけっこう出ます!」

そして、その後すぐにスタッフ大木にもヒット!

大木「自分は11gのモデルで、カラーはUVクリアーレモン/シルバーです。手前のブレイクにベイトの雰囲気があり、ボイルっぽいのも見えたので、ボトムを擦らず表層付近を引くためあえて軽くしました。11gでもそこまで飛距離は落ちなくて、十分飛距離が出ました。ワームのサイズが一回り小さいのですが、それでも手元に波動が伝わってくるし、アピール力はかなりあると思いますよ」

大木が釣った魚も大きくなさそうだが…。

釣り上げたのは小型シーバス!

引き抵抗がしっかりあるので荒れた状況でも使いやすい。

各部までこだわり抜かれたローリングサンダー

では、このローリングダンサーの特徴を詳しく解説していく。

フラットのヘッド形状。

まずはヘッド形状。ノーズは尖っており、頭の上部がフラットになっている。アイポジションがやや後方に設けられているので、ヘッドで水を受けてリップのような働きをし、ボディ全体で波動を出すようなデザインとなる。レンジキープ力を高めたヘッドデザインなので、サーフだけでなく足場の高い堤防やボートからの釣りにも対応してくれそうだ。

ズレを徹底排除するワームキーパー。

ヘッドから2本伸びたワームキーパーにワームを差し込み、下から伸びるスイングワームキーパーを挿して固定。スイングワームキーパーは左右に動くので、ワームの動きに追従し、アクションを阻害することなくソフトベイト本来のポテンシャルを発揮する。

また、ワームを固定しフックをリアに載せるためのヘッド下部から伸びたメタルプレートを搭載。メッキコーティングされていて、ここがキラキラとフラッシングアピールするという役割もある。

リアフック部分にはゴムパーツがセットさせており、フックがワームに引っかかるというトラブルを軽減させている。

もちもち素材のシャッドテールワーム。

軽快かつパワフルなロールアクションを生むシャッドテールワーム。素材はもちもちで、ヘッドに固定しやすく、ハリ持ちがよくフルキャストを繰り返しても避けたりしにくい。ヘッド形状と相まって、ボディ全体を揺らすアクションとテールスイングする複合的な動きを発生させる。

ローリングダンサーのサイズ展開

7g&ワーム75mm、11g&ワーム75mm、21g&ワーム95mmの3サイズがラインナップ。サーフエリアはもちろん、堤防、港湾部、河川、ボートなど、いろいろな場所で使うことができる。

上から7g、11g、21g。

また、ターゲットはヒラメ、マゴチ、シーバス、青物、ロックフィッシュなど、このサイズの小魚を食べるあらゆるフィッシュイーターを狙うことが可能だ。

スタンダードなシーバスorサーフタックルで扱える!

左が西村タックル、右が大木のタックル。

スタッフ西村は11ftのシーバスロッドにスピニングリール5000番。PEライン1.2号にリーダー20lbという組み合わせ。スタッフ大木は9ft7inのシーバスロッドにスピニングリール3000番。ラインはPE1号、リーダーは20lb。

おおよそ一般的なサーフタックルやシーバスタックルで使いやすいのがローリングダンサーだ。7gをメインにして釣りをする場合は、もっとライトなタックルがマッチするだろう。

サーフに限らずどこへでも持っていきたいローリングダンサー

西村フックがボディに絡んだり、ワームがずれたりというトラブルが一切ないから、最後まで集中して釣りをすることができました。投げるたびに何かしら不具合が起きていたら釣りに集中できないし、コンフィデンスも下がる。ルアーを信じて投げ続けることができるって、同じ動作を繰り返すサーフフィッシングではとても大事ですね」

トラブルなく快適に使えるのはとても大事な要素。

大木「左右に動くスイングワームキーパーの構造は驚きですね。これならワームの動きを邪魔せず理想的なスイムアクションが出て、ワーム自体もしっかり固定できる。そしてメタルプレートはフラッシングアピールにもなっているという、かなりこだわった作りになっていますね。今回は小さいシーバスしか釣れなかったんで、また本命のヒラメやマゴチを狙ってリベンジしたい!」

西村「他にも青物とかにも良さそうだから、サーフ以外にもいろんな釣りに使ってみたいですね」

大木「ボックスに入れておけばローリングダンサーに助けられることは多そうですね!」

サーフはもちろんどこでも使えるローリングダンサー、ぜひお試しを!

ローリングダンサーの解説動画も要チェック!


※本記事は”ルアーマガジンソルト”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。