[ヤバっ!メッチャほしい!]カスタム仕様がカッコいい!実用性もアップして広々荷室も高得点!人気のWR-Vを釣り人目線でチェック!

HondaのSUV、VEZEL、WR-V、ZR-V。街でも良く見かける人気の3モデルだが、それぞれの特徴は? 釣りにまつわる総合WEBメディアのルアマガプラスは、釣り車としてのユーティリティも非常に気になるところ。愛車にギアを積み込み海へ、山へ。釣りやキャンプをガチで楽しむおかまりさんに釣り人目線で3モデルをチェックしてもらった。第2弾はWR-Vだ!

●文:ルアマガプラス編集部 ●編集協力:HondaACCESS

2024 シーバス特集

Honda SUV 3モデルのインプレッションを、2本の動画でチェック!

おかまりチャンネルで視聴する

ルアーマガジンチャンネルで視聴する

今企画でチェックするHondaのSUVはこの3台

左からVEZEL e:HEV X(AWD) HuNT package Active Style、WR-V Z(FF) TOUGH STYLE、ZR-V e:HEV X(FF) Premium Style。いずれもHonda純正アクセサリー(ディーラーオプション)装着車だ。VEZELとZR-Vはe:HEV(ハイブリッド)とガソリンの2タイプがあり、駆動方式はFFと4WDが設定されている。

左からVEZEL e:HEV X(AWD) HuNT package Active Style、WR-V Z(FF) TOUGH STYLE、ZR-V e:HEV X(FF) Premium Style。

WR-VはガソリンのFFのみ。3車種とも高精度な検知機能で安心・快適な運転を支援するHonda SENSINGを装備するなど予防安全性能も高められている。ちなみに価格はVEZEL 264万8800円~、WR-V 209万8800円~、ZR-V 302万8700円~(いずれも税込)となっている。

「WR-V Z(FF) TOUGH STYLE」には、釣り車として高ポイントの強みがある!

第1弾のVEZELに続きおかまりさんが釣り人目線でチェックするのがWR-V。2024年3月に発表された新型車で、ディーラーオプションのHonda純正アクセサリーが装着されたTOUGH STYLEを試乗。迫力のあるフロントグリルに、ボディの外周を引き締めるロアーガーニッシュ類をまとい、より精悍で力強い印象を受ける。カラーはプラチナホワイト・パールだ。

※Honda純正アクセサリーはディーラーオプションです。

おかまり「WR-VはガソリンのFF設定のみのシンプルなグレード構成ですね。その分、荷室が広いんですよ。あと3モデルの中で最低地上高が一番高い。これは、不整路を走行することもある釣りでの使用において、ポイントが高いですよね」

さすが釣り人目線のおかまりさん。まず荷室と最低地上高に注目するとは! 山や海辺の未舗装路などの走行時の安心感が期待できるのは嬉しいポイントだ。

力強い見た目はアウトドア好きでクルマ好きに好印象

おかまり「フロントグリルのブラックエンブレムに、フロント、サイド、リアにもロアーガーニッシュ。純正アクセサリーがつくと迫力が増しますね。釣り車に欠かせないLEDフォグライトもガーニッシュでドレスアップ。アウトドア好きで車好きの人は、この力強い見た目、みんな好きなんじゃないでしょうか」

アイポイントが高く見切りも良好。後席エアコンもGoodポイント!

TOUGH STYLEはドアを開くと足元にWR-Vのロゴのイルミネーションを映し出すパターンプロジェクターを装備。

パターンプロジェクター。

おかまり「サイドステップガーニッシュ(Honda純正アクセサリー)も光ってカッコいいですね。インテリアは非常にシンプル。無駄がなく使いやすそうな印象です。運転席に座ってみると、アイポイントが高くてボンネットの四隅が見えて車幅間隔がわかりやすそう。渓流釣りなどで細い道を走るときにこれはありがたい」

サイドステップガーニッシュ

運転席から「視界も広い!」とご満悦のおかまりさん。足元にはVEZEL同様、Honda純正アクセサリーのWR-Vロゴ入りオールシーズンマットを装備すれば足元の汚れ対策も万全だ。

オールシーズンマット

次に、おかまりさんはWR-Vの後席に移動し、アングラー目線で各ポイントをチェックしていく。

おかまり「後席にもエアコンがあるのはすごく良いですよね。ファミリーやグループで釣りに行ってもみんな快適。後席の足元にもオールシーズンマット。後席もゆとりのある広さが確保されていますね」

3モデル中、最大のラゲッジ容量を持つWR-Vは釣りやアウトドアアクティビティで大活躍!

続いてラゲッジルームをチェック。ここは、アングラーとしてもかなり気になる部分。容量はもちろんだが、その使い勝手もしっかりとチェックしていく。

おかまり「わぁ、広い。ファミリーやグループで釣りに行く方は積載量重視でWR-Vの選択はありですね。荷室の目隠しになるパーセルカバーもあって車上荒らしの抑止にもなります」

おかまり「リアシートを倒すと、フルフラットではないですが私なら気にせず車中泊できます(笑)。WR-Vもラゲッジトレーにリアシートの後ろにはシートバックソフトトレー(ともにHonda純正アクセサリー)があり、車内を汚れやキズから守れるから、釣り人さんは必須ですね」

では、リアシートを倒した状態で荷室の容量を見てみよう。

おかまり「シートを倒すと段差があるので箱モノはラゲッジトレー。レインウェアなどはシートバックソフトトレーの上に置くのが良いでしょうね。そして私のイチ押しがストレージボード。すぐに使う小物や、ここでは使わないなというルアーケースなど小物の仮置きに便利ですね」

地味だけどメチャ便利なアクセサリーを発見!

釣り人目線のおかまりさんイチ押しのWR-V用Honda純正アクセサリーがこのストレージボードだ。リア左側のサイドライニングにボードを取り付けることでデッドスペースを有効活用できる。

ストレージボード

岸釣りのラン&ガンで着脱することが多い膨張式救命胴衣にルアーケース、プライヤーなどの小物類が収納可能だ。使用頻度の高いアイテムを入れておけば荷物満載でも、アレどこに置いたっけ? という探し物が減らせる。

7ft未満の車内天井のロッドホルダーに積載ができそう

VEZEL同様、天井積載を想定して7ft3in(約2.2m)のロッドをあてがって、長モノの積載性をチェック。

おかまり「意外と広い! フロントガラスにちょっと当たりますけど、気にならない程度かな。バス釣りなどで使う7ft未満なら継いだまま積めそうですね」

7ft3inのロッドを天井にあてがった状態。

2、3分走るだけなのにガイドにラインを通したままロッドをバラして、という作業は意外と煩わしい。バス釣りやアジングなどショートロッドで移動が多い釣りとの親和性は高いとみた。

荷室容量は、3モデル中最大なのは明らか!どんどん荷物を飲み込んでいく!

WR-Vにもショアのシーバス釣り(ウェーディングなし)を想定したタックル2人分を積載。

おかまり「VEZELと比べて、まだまだ余裕がありますね。軽いライフジャケットは荷物の上にも置けるので、空きスペースはさらに広がります。3モデルの中で荷室が一番広い。こうしてみると良くわかります」

この広さなら2人分のウェーダーを追加しても積み込めそうだ。

WR-V Z(FF) TOUGH STYLE 釣り人目線のおかまりチェックまとめ

  • コンパクトSUVなのに迫力のあるデザイン
  • 最低地上高は3モデルで一番。砂利など凸凹道で有利
  • 運転しやすい高いアイポイントと広い視界
  • ラゲッジルームの広さとストレージボードの利便性
  • 見た目や装備のわりに魅力的な価格

おかまり「とにかく荷室が広いので、リアシートを倒せばどんな釣りにも対応できると思います。後席にもエアコンの吹き出し口があるからリアシートも快適。ファミリーフィッシングにもすごく向いていますね。価格は3モデルの中で一番お手頃で、使い勝手や装備を考えるとコスパの高い釣り車になると思います」

ラゲッジルームは、家族4人で手軽に堤防釣りを楽しむ程度のタックルやクーラーボックスを積むには十分な広さ。バスの岸釣り、エリアトラウト、ライトソルトなど軽装備の釣りなら仲間とワイワイ楽しむ釣行にもぴったりの車といえるだろう。FFしかないが最低地上高の高さはWR-Vの強み。ぬかるみ、砂地、深雪、急傾斜を避ければ、砂利道など釣り場近辺に多い未舗装路への対応力も高さそうだ。

Honda SUV 3モデルのインプレッションを、2本の動画でチェック!

おかまりチャンネルで視聴する

ルアーマガジンチャンネルで視聴する

アングラープロフィール

岡田万里奈(おかだ まりな)

釣りは幼少の頃からはじめ、釣り好きが高じて現在は釣り人として活動する、元ハロプロ所属のアイドルという異色の経歴を持つアングラー。淡水、海を問わずルアーとフライが得意で、アングラーズマイスターとしても活躍。YouTube『おかまりチャンネル』では、筋金入りのアングラーとして幅広い釣りにチャレンジしている。


※本記事は”ルアマガプラス”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。