チニングボックスを組んでみよう!『ランガンシステムボックス』をベースとした専用カスタムを紹介!

バーサスのランガンシステムBOXといえば、あらゆる釣りに大活する人気アイテムだが、その「チニング」仕様のカスタマイズを大公開! もちろんこれが正解といいきるわけではないが、是非とも参考にして欲しい。明邦の営業マン・田中さんが解説してくれたぞ。

●文:ルアマガプラス編集部

2024 秋エギング特集

田中哲(たなか・さとし)
アジングからジギングまで幅広いソルトルアーに精通する明邦化学工業株式会社の営業マン。ボックスのカスタムだけでなく、ロッド作りにも凝っており使用ロッドは全て自作。最近は渓流にもハマり中。

【チニング編】メインボックス『VS-7055N(メイホー)』

コンパクト&超シンプルで機動力を上げるチニング釣行ボックス

釣りのテンポを上げることが釣果にも繋がる

田中さんはここ数年チニングにハマっていて、主に淀川などを中心に釣りをしているとのこと。主にオカッパリでの釣行で、ある程度エリアが絞れているなかでのランガンにも対応したボックスセットにしている。

ボックス上段のセッティング

上段部はリーダーや小物、プライヤーのスペース

変えのリーダー、フォーセップ、プライヤー、メジャー、小物ケースを収納。使用頻度のそこまで高くないものをここに入れているイメージだ。

ボックス下段のセッティング

収納力をマックスに生かして各種ルアーを装備

ワーム、小型プラグ、直リグ系、チニング系ルアーなどをここに一気に収納。縦にボックスを入れることで、迷わず取り出すことができる。平積みするとうまく取り出せないし、目当てのボックスを探すという手間が生じるのだ。

【ボックス下段収納内容】
VS-3010NS×2個、VS-906、クワトロケースJ×2個、スリットフォームケースJ×2個、スリットフォームケース F-9

両サイドのオプションパーツは最小限でシンプル。シンプルにすることで無駄な動きを省けることが大きなメリットだ。手順を減らすことで釣りができる時間を長くでき、ルアーが水中にある時間も長くなる。イコール魚が釣れる可能性も上げられることを目的としている。

左サイドのセッティング

ロッドスタンド1本のシンプルコーデ

チニングはロッド本数はそこまで必要ないのでロッドスタンドは1本。その横にはダストボックス的な役割としてパーツケースBM100をセット。ここも無駄を省いたシンプルなチニング用コーディネートにしている。

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こちらのサイドはロッドスタンドと使用済みルアーを入れるパーツケースBM100をセット。 [写真タップで拡大]

右サイドのセッティング

トレイが1個あるだけで釣りの効率が一気に上がる

プライヤーやハサミ、使う可能性の高いルアーなどを入れておけば、毎回ボックスを開け閉めをする手間が省ける。また、ボックス内が必要以上に汚れることもない。トレイBM-Sは使用しないときは縦にサイドに立てておけるので邪魔にならない。

トレイには使用頻度の高いものを入れておく。このトレイは一度手放せなくなる一押しアイテムだ。

トレイBM-Sは田中さんのイチ押しアイテム。ボックス右のトレイによく使うものなどを入れておけば、フタの必要以上の開け閉めが不要になるので、ローテーションが快適にできるのでおすすめ。使ったものをトレイに入れておけば、それを洗うだけで済むので釣行後も楽だ。


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